こんにちは、まろぴーです!🌸
半導体株の下落が止まらない!
2026年10月13日以降、半導体関連株が大きく売られています。
でも、まろぴーは気になったんです。
「これだけ下がったなら、信用買い残がかなり整理された銘柄もあるんじゃない?」
株価が20%下落しても、信用買い残が増えている銘柄。
一方、同じように下落しているのに、信用買い残が大きく減少している銘柄。
この違いは、次の反発局面を考えるうえで重要だと思っています。
そこで今回は、半導体関連35銘柄の信用需給を調査!
さらに10月22日の出来高が80万株以上の銘柄に絞り込みました。
調査で重視したのは次の3つ。
- 株価がどれだけ下落したか
- 信用買い残がどれだけ減少したか
- 普段の出来高に対して信用買い残がどれだけあるか
この3つを組み合わせ、まろぴーが注目する5銘柄を紹介します!
1. 半導体株の急落、本当に全部同じなのか?
半導体株が一斉に売られているように見えても、各企業の業績や信用需給は異なります。
半導体製造装置メーカー、材料メーカー、半導体商社、メモリメーカー。
それぞれ株価を動かす要因が違います。
以前の記事では、半導体株が好決算でも売られる背景や、AI相場の転換点について考察しました。
▶ 半導体バブル崩壊?!SOX6日続落、好決算でも売られる異常事態
今回の記事では、そこからさらに一歩進めます。
企業業績ではなく、信用需給から反発候補を探してみよう!
というわけです。
信用買い残が減少すると何がいい?
信用買い残は、信用取引で買い建てられた株式のうち、まだ決済されていない残高です。
信用買い残が多い銘柄では、株価が下落すると損切りや戻り売りが発生し、上値が重くなることがあります。
一方、株価の下落とともに信用買い残が減少していれば、将来の売り圧力が軽減されている可能性があります。
ただし、信用買い残が減ったからといって、底打ちが確定するわけではありません。
そこで今回、もう一つの指標を加えました。

信用買い残 ÷ 20日平均出来高
例えば、
信用買い残が50万株、平均出来高が200万株なら、
50万株 ÷ 200万株 = 0.25日分
普段の取引量に対して、信用買い残がどの程度あるかを比較できます。
数字が小さいほど、相対的に信用買い残が軽いと考えられます。
※実際にその日数で買い残が解消されるという意味ではありません。
2. 半導体関連35銘柄から厳選した5銘柄!
今回の調査で注目したのがこちら。
| 銘柄 | 株価変化 | 信用買い残変化 | 買い残/平均出来高 |
|---|---|---|---|
| SCREEN HD | -24.1% | -19.8% | 0.42日 |
| 住友ベークライト | -16.4% | -34.3% | 0.26日 |
| アンリツ | -16.1% | -20.5% | 0.52日 |
| マクニカHD | -15.7% | -9.5% | 0.25日 |
| キオクシアHD | -17.0% | -5.4% | 0.87日 |
※株価は10月13日から22日、信用残は10月13日から21日の比較。平均出来高は20営業日平均。
この5社は、信用買い残の減少率だけで選んだわけではありません。
売買のしやすさ、残高の重さ、そして企業ごとの成長材料も考慮しています。

それでは個別に見ていきましょう!
3. SCREENホールディングス:24%急落で信用買い残は約20%減少!
まず注目したいのが、SCREENホールディングス(7735)。
半導体洗浄装置に強みを持つ大手メーカーです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価下落率 | -24.1% |
| 信用買い残減少率 | -19.8% |
| 信用買い残 | 約94万株 |
| 20日平均出来高 | 約222万株 |
| 買い残/平均出来高 | 0.42日 |
| 信用倍率 | 7.33倍 |
株価は約24%下落。
しかし、信用買い残も約20%減少しています。
つまり、下落するなかで信用買いポジションの整理が進んだ可能性があります。
しかも、平均出来高は200万株以上。
信用買い残は0.42日分にとどまっています。
「大きく売られたけど、信用買い残の整理も進んでいる」
今回探していた条件に、かなり近い銘柄です。
SCREENは業績面でも注目
ただし、信用需給だけでは判断できません。
SCREENの業績を考えるうえで重要なのが、世界の半導体メーカーによる設備投資です。
特にTSMCなどの先端半導体メーカーが、今後も積極的に設備投資を続けるかがポイントになります。
以前の記事では、ASMLの決算とSCREENの関係を詳しく考察しています。
▶ ASML決算でSCREENが動く?AI半導体・HBM投資から日本株への波及を徹底考察!
SCREENについては、今後の決算で受注や利益率を確認しながら、今回の信用需給改善が株価反発につながるかを追っていきたいと思います。
4. 住友ベークライト:信用買い残34%減少!今回最大級の改善
次に注目したいのが、住友ベークライト(4203)。
半導体封止材などを手掛ける材料メーカーです。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価下落率 | -16.4% |
| 信用買い残減少率 | -34.3% |
| 信用買い残 | 約20万株 |
| 20日平均出来高 | 約79万株 |
| 買い残/平均出来高 | 0.26日 |
| 信用倍率 | 5.79倍 |
今回の5銘柄で、信用買い残の減少率が最も大きかったのが住友ベークライトです。
株価が約16%下落するなか、信用買い残は約34%減少。
さらに信用買い残は、平均出来高のわずか0.26日分です。
数字だけを見ると、かなり興味深い状況です。
半導体材料株としての強み
住友ベークライトは、半導体のパッケージング工程で使われる封止材料などを展開しています。
半導体の高性能化やパッケージング技術の進化は、関連材料の需要を考えるうえで重要です。
ただし、AI半導体の需要拡大が、そのまま同社の利益増加につながるとは限りません。
製品構成や採用状況、原材料費なども確認する必要があります。
信用需給の改善という観点では、今回の有力候補。
ただし、10月22日の出来高は約83万株と、今回設定した80万株の条件をわずかに上回る水準です。
売買の厚みについてはSCREENなどとの差を意識したいところです。
5. アンリツ:株価16%下落でも信用買い残は20%減少
アンリツ(6754)も今回の調査で浮上しました。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価下落率 | -16.1% |
| 信用買い残減少率 | -20.5% |
| 信用買い残 | 約61万株 |
| 20日平均出来高 | 約119万株 |
| 買い残/平均出来高 | 0.52日 |
| 信用倍率 | 15.58倍 |
アンリツは通信計測機器などを展開する企業です。
SCREENのような半導体製造装置メーカーとは異なり、通信インフラや電子機器の開発投資も重要な事業環境になります。
今回、株価は約16%下落しましたが、信用買い残は約20%減少しました。
買い残の整理は進んでいるものの、信用倍率は15倍を超えています。
信用買い残が減少したことは評価できますが、売り残とのバランスを見ると、まだ注意したい部分もあります。
まろぴーとしては、今後の出来高や株価の下げ止まりを確認しながら監視したい銘柄です。
6. マクニカHD:意外な伏兵!半導体×サイバーセキュリティ
今回、まろぴーが特に面白いと思ったのが、マクニカホールディングス(3132)。

| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価下落率 | -15.7% |
| 信用買い残減少率 | -9.5% |
| 信用買い残 | 約43万株 |
| 20日平均出来高 | 約172万株 |
| 買い残/平均出来高 | 0.25日 |
| 信用倍率 | 8.92倍 |
信用買い残の減少率だけなら、SCREENや住友ベークライトには及びません。
しかし、平均出来高に対する信用買い残は0.25日分。
今回の5銘柄では最も小さい数値です。
そしてマクニカには、ほかの半導体関連株とは異なる魅力があります。
半導体だけじゃない!サイバーセキュリティも主力領域
マクニカは半導体・電子部品を扱う技術商社ですが、ネットワークやサイバーセキュリティ関連の製品・サービスも展開しています。
企業のセキュリティ対策や運用支援など、半導体とは異なる需要を取り込める事業を持っているんです。
つまり、
半導体 × AI × サイバーセキュリティ
という複数の成長テーマに関係する企業。
以前、まろぴーもマクニカを企業深掘り記事で紹介しました。
NVIDIAとの関係や、半導体だけにとどまらない事業の広がりを調べています。
▶ NVIDIAだけじゃない!マクニカHDの取引先が凄すぎる|AI・半導体・サイバーをつなぐ「技術商社」の正体
サイバーセキュリティ需要にも注目
最近は企業へのサイバー攻撃が注目され、セキュリティ対策の重要性が高まっています。
マクニカは海外のセキュリティ技術を日本企業に提供する役割も持っています。
サイバーセキュリティ関連株として資金が向かう場面では、マクニカも注目される可能性があります。
以前の記事では、サイバー攻撃の増加によって、どのような日本企業に需要が生まれるのかを考察しました。
▶ AIサイバー攻撃が銀行を襲う!日本株の次の本命は?短期・中期の資金の流れを徹底考察
もちろん、セキュリティ事業を持っているからといって、半導体市況悪化の影響を完全に避けられるわけではありません。
今後はセキュリティ事業の利益貢献度や成長率も確認する必要があります。
それでも今回の調査で、
「半導体株として売られているけど、信用買い残は軽く、別の成長テーマも持っている」
というマクニカの特徴が見えてきました。
これは今後も追いかけたい銘柄です!
7. キオクシアHD:信用買い残は減少したが、まだ整理途中?
最後はキオクシアホールディングス(285A)。
まろぴーも以前から注目しているNANDフラッシュメモリの大手企業です。
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 株価下落率 | -17.0% |
| 信用買い残減少率 | -5.4% |
| 信用買い残 | 約4,685万株 |
| 20日平均出来高 | 約5,396万株 |
| 買い残/平均出来高 | 0.87日 |
| 信用倍率 | 25.30倍 |
キオクシアの信用買い残は減少しています。
ただし、今回の5銘柄のなかでは減少率が最も小さい約5%。
平均出来高に対する買い残も0.87日分あり、SCREENの約2倍です。
つまり、信用需給の改善という点では、まだ物足りない部分があります。
以前は信用買い残の急増を警戒していた
実はまろぴー、10月13日の急落局面でキオクシアを購入しました。
しかし、その後の信用買い残の増加を確認し、翌14日の寄り付きで即利確。
以前の記事では、その経緯と買い場の考え方を詳しく紹介しています。
▶ 【コアウィーブ発・ブラックマンデー再来?】キオクシア暴落の危機!買い場は12,000円割れか
今回の調査では、10月21日時点の信用買い残が約4,685万株まで減少していることが分かりました。
10月13日との比較では改善していますが、10月9日以前の水準まで戻ったかは別の問題です。
信用需給の整理がどこまで進むのか、引き続き確認したいと思います。
NAND市況も重要
キオクシアの場合、信用需給だけでなくNAND価格やデータセンター向けSSD需要も重要です。
半導体セクター全体が売られていても、NAND市況が改善すれば業績期待が支えになる可能性があります。
逆に、信用需給が改善してもNAND価格が下落に転じれば、株価がさらに売られる可能性もあります。
キオクシアは、需給と業績の両方を見ながら判断したい銘柄です。
8. 逆に警戒したい!信用買い残が増加した5銘柄
今回の調査では、株価が大きく下落したにもかかわらず、信用買い残が増加している銘柄もありました。
| 銘柄 | 株価変化 | 信用買い残変化 | 買い残/平均出来高 |
|---|---|---|---|
| アドバンテスト | -19.9% | +52.3% | 0.22日 |
| レーザーテック | -19.2% | +19.8% | 0.27日 |
| KOKUSAI ELECTRIC | -25.5% | +17.2% | 0.34日 |
| SUMCO | -23.8% | +15.5% | 0.37日 |
| フェローテック | -25.9% | +16.6% | 1.52日 |
特にアドバンテストは、株価が約20%下落した一方で信用買い残が約52%増加しています。
下落局面で新たな信用買いが積み上がった可能性があり、注意したい変化です。
ただし、ここで面白いのが今回のもう一つの指標。
アドバンテストの信用買い残は、平均出来高のわずか0.22日分です。
つまり、
「信用買い残が大幅増加=需給が極端に重い」ではない!
ということ。
一方、フェローテックは信用買い残が平均出来高の1.52日分あります。
こちらは増加率だけでなく、残高の重さも気になるところです。
信用需給を評価するときは、増減率と絶対量の両方を見ることが重要ですね。
9. まろぴーが注目する5銘柄の評価
今回の結果を整理すると、こうなりました。
| 銘柄 | 注目ポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| SCREEN HD | 急落と信用整理の両立 | 製造装置需要 |
| 住友ベークライト | 信用買い残34%減少 | 出来高の厚み |
| アンリツ | 信用買い残約20%減少 | 信用倍率 |
| マクニカHD | 買い残0.25日、事業の多角化 | 半導体事業の業績 |
| キオクシアHD | 高い流動性とNAND需要 | 買い残の絶対量 |
まろぴーが特に気になっているのは、SCREENとマクニカHDです。
SCREENは、半導体セクターが反発に転じる場面で注目したい銘柄。
マクニカは、信用買い残の軽さに加えて、半導体とサイバーセキュリティの両方に事業基盤を持っています。
ただし、信用需給だけで買い判断をするつもりはありません。
今後の決算、出来高、株価の下げ止まりを確認しながら判断していきたいと思います。
半導体企業の業績もセットで確認!
信用需給が改善していても、企業業績が悪化すれば株価の下落は続く可能性があります。
特に重要なのが、TSMCなど世界の半導体メーカーの設備投資動向です。
以前の記事では、TSMCの業績と日本の半導体関連株への影響を詳しく考察しています。
▶ 【TSMC決算】AI半導体の成長は続くのか?日本株急落の裏で注目すべき3つの数字
今回の信用需給分析と合わせて読むことで、半導体株の反発を考える材料が増えると思います。
10. まとめ:次の反発候補は、下落の裏側に隠れている?
今回、半導体関連35銘柄の信用需給を調べてみて、改めて感じたことがあります。
同じように株価が下落していても、その裏側は全然違う!
信用買い残が大幅に減少した銘柄。
下落しているのに信用買い残が増えた銘柄。
信用買い残が増えていても、普段の出来高に対しては軽い銘柄。
単純な信用倍率だけでは見えない違いがありました。
まろぴーが今回重視したのは、
株価下落率 × 信用買い残の変化 × 平均出来高に対する買い残の重さ
という3つの視点です。
もちろん、底値を正確に当てることはできません。
でも、急落しているからといって闇雲に買い向かうのではなく、需給がどのように変化しているのかを確認することには意味があると思います。
「大きく下落した銘柄」ではなく、「下落によって信用需給が改善した銘柄」を探す。
これが今回のまろぴーのテーマでした!
今後も信用買い残の変化を追いながら、半導体株の底値を探していきたいと思います。
みなさんは、今回の半導体株急落でどの銘柄に注目していますか?
ぜひコメントで教えてください!
まろぴーでした!🌸
調査方法・注意事項
- 調査対象:半導体関連35銘柄
- 抽出条件:2026年10月22日の出来高80万株以上
- 株価比較:2026年10月13日と22日の終値
- 信用残比較:2026年10月13日と21日
- 平均出来高:20営業日平均
- 参考資料:JPX公表信用残データ、株価・出来高データ、半導体関連35銘柄調査資料
※信用買い残の減少は、株価上昇を保証するものではありません。信用残と株価の比較基準日には差があります。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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