こんにちは、まろぴーです!🌸
10月14日、世界の半導体関連株にとって重要な決算が控えています。
それが、オランダの半導体製造装置大手ASMLの2026年第3四半期決算です!
ASMLといえば、最先端半導体の製造に欠かせないEUV露光装置を手掛ける企業。
その決算内容は、世界の半導体メーカーが今後どれだけ設備投資を続けるのかを考えるうえで、重要な材料になります。
そして今回、まろぴーが特に注目している日本株があります。
SCREENホールディングス(7735)です! 🚀
東京エレクトロンやレーザーテック、ディスコ、アドバンテストも気になります。
でも今回は、ASMLの決算とSCREENの事業構造の関係を考えると、SCREENがかなり面白いんじゃないかと思っているんですよね。
しかも、SCREEN自身の決算発表は10月30日予定。
つまり、
📅 10月14日:ASML決算で世界の半導体設備投資を確認
↓
📅 10月30日:SCREEN決算で実際の受注・業績を確認
という、2段階で考察できるんです。
今回はASMLの前回決算と今回の予想を整理しながら、SCREENを中心に日本株への波及を徹底考察していきます!
📊 1.前回のASML決算は実はかなり強かった!
まず、2026年7月15日に発表されたASMLの第2四半期決算を振り返ります。
| 項目 | 2026年第2四半期実績 |
|---|---|
| 売上高 | 約93.3億ユーロ |
| 純利益 | 約29.2億ユーロ |
| 粗利益率 | 54.0% |
| EUV装置売上高 | 約38億ユーロ |
| EUV以外の装置売上高 | 約28億ユーロ |
| 2026年通期売上高会社予想 | 430〜450億ユーロ |
※数値はASMLの前回決算公表内容を基に整理。
前回決算では、売上高が会社予想を上回り、通期業績予想も上方修正されました。
つまり、前回は決算が悪かったわけではありません。
むしろ、AI関連の設備投資需要を背景に、かなり強い内容だったんです。
ただし、株式投資で難しいのはここから。
好決算だったことと、次の決算でも株価が上がることは別問題。
なぜなら、好決算が続くほど市場の期待値も高くなるからです。
たとえば、前回の決算で「AI向けの設備投資はまだまだ強い!」と市場が判断すれば、その期待は次の決算までに株価へ織り込まれていきます。
そして次の決算では、単に業績が良いだけでは物足りなくなる。
これ、半導体株ではよくある展開ですよねw
今回のASML決算は、すでに強い成長が期待されている中で、その期待をさらに上回れるかが焦点になると考えています。
🔍 2.今回のASML決算予想は?売上高より受注額に注目!
ASMLが示している2026年第3四半期の会社予想はこちらです。
| 項目 | 会社予想 |
|---|---|
| 売上高 | 110〜120億ユーロ |
| 粗利益率 | 55〜57% |
前四半期の売上高約93.3億ユーロに対して、今回の会社予想はさらに大きく伸びています。
売上高の成長自体は、すでに会社側が示しているわけです。
だから今回、まろぴーが最も注目したいのは、
新規受注額です!
なぜ新規受注額が重要なの?
ASMLの露光装置は、注文を受けてから納入し、売上として計上されるまでに時間がかかります。
つまり、今回の売上高が好調だったとしても、それは過去に受注した装置が売上になった結果かもしれません。
一方で、新規受注が強ければ、半導体メーカーが将来の生産能力拡大に向けて投資を続けている可能性が高まります。
ここが重要なんですよね。
📌 今回確認したいのは次の5つ。
- 🔹 新規受注額は市場の期待を上回るか
- 🔹 EUV露光装置の需要は引き続き強いか
- 🔹 DUV露光装置の需要はどうなっているか
- 🔹 メモリ向け設備投資は継続しているか
- 🔹 2027年以降の見通しは強気なのか
特に最後の2027年以降の見通しは重要だと思っています。
今回の売上高が良くても、来年以降の設備投資に慎重なコメントが出れば、株価にはマイナスになる可能性があります。
逆に、受注も好調で2027年の見通しも強いなら、日本の半導体製造装置株にとって安心材料になりそうです。
🏭 3.なぜASMLの決算からSCREENを考えるのか?
ここが今回の記事の中心です!
ASMLは露光装置、SCREENは洗浄装置。
同じ半導体製造装置メーカーですが、担当する工程は違います。
「じゃあ、ASMLの決算とSCREENはあまり関係ないのでは?」
と思うかもしれません。
でも、半導体工場の設備投資を考えると、関係が見えてきます。
半導体は露光装置だけでは作れない
半導体の製造工程では、
- ウエハー上に薄膜を形成する
- 回路パターンを露光する
- 不要な部分をエッチングする
- 汚れや残留物を洗浄する
- これらの工程を繰り返す
という複雑な工程が必要になります。
ASMLが担当するのは、この中の露光工程。
SCREENが強みを持つのは洗浄工程です。
半導体メーカーが最先端の生産ラインを増設するなら、露光装置だけを増やせばいいわけではありません。
成膜、エッチング、洗浄など、ほかの工程にも設備投資が必要になります。
だからこそ、ASMLの受注が強いという情報は、SCREENの将来需要を考える材料になるんです。
ただし、ここは注意!
ASMLの受注が増えたからといって、SCREENの受注が同じ割合で増えるわけではありません。
装置の導入時期や顧客の投資計画、製造工程ごとの設備投資配分が違うからです。
まろぴーとしては、ASMLの決算をSCREENの業績を直接予測する数字としてではなく、世界の半導体設備投資の方向性を確認する先行材料として使いたいと考えています。
装置メーカー以外にも恩恵は広がる?
半導体工場の設備投資が拡大すれば、装置メーカー以外にも需要が広がる可能性があります。
たとえば、半導体工場に欠かせない空調やクリーンルーム関連の企業。
以前、まろぴーの株ラボでは新日本空調についても調べました。
また、半導体製造装置に使われる部材という視点では、TOTOの半導体関連事業も興味深い存在です。
半導体メーカーの設備投資は、装置メーカーだけで完結する話ではないんですよね。
💾 4.SCREENにとって重要なのはHBM投資!
今回、まろぴーが特に注目しているのがHBMです。
HBMとは、AI向けの高性能GPUなどで使われる広帯域メモリのこと。
AIの処理能力が高まるほど、大量のデータを高速で読み書きするメモリが重要になります。
そして、HBMの需要拡大は半導体製造装置メーカーにとっても重要なテーマです。
SCREENも先端メモリ関連の設備投資を成長要因の一つとして捉えています。
前回ASML決算ではメモリ向けが約半分
前回のASML決算では、露光装置のシステム売上構成が、
- ロジック向け:51%
- メモリ向け:49%
となっていました。
ほぼ半々なんですよね。
これは、先端ロジックだけでなくメモリ関連の設備投資も重要になっていることを考える材料になります。
ただし、このメモリ向け売上がすべてHBM関連というわけではありません。
通常のDRAMや、そのほかのメモリ向け投資も含まれます。
それでも、今回ASMLがメモリ投資の継続を示せば、SCREENにも期待が広がる可能性があります。
キオクシアとは何が違う?
ここで整理しておきたいのが、HBMとNAND型フラッシュメモリの違いです。
HBMは主に高速なデータ処理を支えるメモリ。
一方、キオクシアが主力とするNAND型フラッシュメモリは、データを保存するためのメモリです。
どちらもAI関連の需要拡大から恩恵を受ける可能性がありますが、用途や需給構造は異なります。
👉 キオクシアは何がすごい?AI需要とNANDの利益構造を徹底解説
また、メモリ市場全体の動向を考えるなら、マイクロンの決算も重要です。
👉 マイクロン決算からキオクシア・サンディスクへの影響を分析
ASML、SCREEN、メモリメーカー。
それぞれの決算をつなげて見ることで、AI向け設備投資の広がりを考えやすくなると思います。
⚖️ 5.東京エレクトロンやレーザーテックよりSCREENが有力?
ここは比較してみましょう!
ASMLの決算が好調だった場合、日本の半導体関連株にはどのような波及が考えられるのでしょうか。
| 銘柄 | 主な強み | ASML決算から注目する材料 |
|---|---|---|
| SCREEN(7735) | 半導体洗浄装置 | ロジック・メモリ双方の設備投資 |
| 東京エレクトロン(8035) | 成膜・エッチングなど | 設備投資全体の拡大 |
| レーザーテック(6920) | EUV関連検査装置 | EUV投資の強さ |
| ディスコ(6146) | 切断・研削・研磨装置 | AI・メモリの生産拡大 |
| アドバンテスト(6857) | 半導体テスター | AI半導体需要の継続 |
🥇 SCREEN:今回まろぴーが最も注目!
SCREENを重視する理由は、先端ロジックとメモリの両方の設備投資から恩恵を受ける可能性があるからです。
特にASMLがメモリ向け投資の強さを示した場合、SCREENへの期待は高まりそうです。
ただし、洗浄装置の需要が実際にどこまで増えるかは、SCREEN自身の受注動向を確認する必要があります。
🥈 東京エレクトロン:設備投資全体が強ければ有力
東京エレクトロンは、半導体製造の幅広い工程に装置を提供しています。
ASMLの決算で先端ロジックとメモリの両方が強ければ、東京エレクトロンにもプラスの連想が働く可能性があります。
幅広い工程を手掛けている点は強みですね。
🥉 レーザーテック:EUVが突出した場合に注目
レーザーテックはEUV関連の検査装置で存在感があります。
ASMLの決算でEUV受注が特に強かった場合、レーザーテックへの連想買いが強まる可能性があります。
ただし、露光装置と検査装置では顧客の投資タイミングが異なるため、単純な受注連動は期待できません。
ディスコ:AI半導体とメモリ需要の広がり
ディスコは切断・研削・研磨工程に強みがあります。
ASMLとは担当工程が異なりますが、AI半導体やメモリの生産拡大が続けば、関連する加工装置への需要も期待できます。
アドバンテスト:AI投資への安心感が重要
アドバンテストは半導体テスターの大手です。
ASMLの露光装置とは直接的な受注連動性が高いわけではありません。
ただし、AI半導体への設備投資が今後も強いと確認できれば、関連銘柄全体への資金流入につながる可能性があります。
結論として、SCREENが必ず一番上がるわけではありません。
ASMLの決算内容によって、どの銘柄に資金が向かうかは変わると考えています。
🚀 6.ASML決算でSCREENが動く3つのシナリオ
ここからは、まろぴーなりに決算後の展開を予想してみます。
🟢 強気シナリオ:ロジックもメモリも受注好調!
ASMLの新規受注が好調で、ロジックとメモリの両方で設備投資が拡大しているケースです。
さらに2027年以降の見通しも強気なら、半導体製造装置市場全体への期待が高まる可能性があります。
この場合、SCREENは有力な注目候補です。
10月30日の自社決算に向けて、期待が先行する展開も考えられます。
🟡 中立シナリオ:好決算でも受注は期待並み
売上高と利益が良くても、新規受注が市場の想定内だった場合です。
半導体設備投資の拡大が否定されたわけではありませんが、新たな買い材料としては弱いかもしれません。
この場合、SCREENの株価も大きく動かず、自社決算待ちになる可能性があります。
🔴 弱気シナリオ:メモリ向け投資が鈍化
まろぴーが警戒したいのは、メモリ向け設備投資に慎重なコメントが出るケースです。
SCREENにとって先端メモリ投資は重要な成長要因の一つ。
もしASMLがメモリ需要の減速を示唆すれば、SCREENにも売り圧力が波及する可能性があります。
ただし、ASMLのメモリ向け受注が一時的に減っただけで、SCREENの需要が減速したと決めつけるのは早計です。
顧客の投資時期がずれているだけの可能性もあるため、SCREEN自身の説明と照らし合わせる必要があります。
📅 7.10月30日のSCREEN決算で何を確認する?
ASMLの決算で設備投資の方向性を確認した後は、SCREEN自身の数字が重要になります。
SCREENは10月30日に2027年3月期第2四半期決算を発表する予定です。
まろぴーが注目したいのは次の5点です。
① 半導体製造装置事業の売上高
AI・先端半導体投資の拡大が実際に業績に反映されているか。
② 受注高・受注残高
今後の売上成長につながる需要が積み上がっているか。
③ メモリ向け需要
HBMやDRAM関連の投資がどこまで続いているか。
④ 営業利益率
売上高が増えても利益率が低下していれば、株価評価には慎重さが必要です。
⑤ 通期業績予想
上方修正があるのか、それとも現在の見通しを維持するのか。
ここまで確認して、初めてASML決算からの連想が正しかったのかを判断できると思います。
ASML決算は先行材料。SCREEN決算が答え合わせ。
今回の記事で一番伝えたいのは、この考え方です。
📈 8.ASML決算当日、まろぴーはどう動く?
ASMLの決算発表は10月14日、日本時間では午後2時ごろを予定しています。
日本市場の取引時間中なので、半導体関連株が急変する可能性があります。
これはちょっと厄介ですねw
決算発表直後は、見出しの数字だけで売買が集中することもあります。
まろぴーとしては、いきなりSCREENに飛び乗るよりも、
① ASMLの受注内容を確認する
↓
② SCREENや東京エレクトロンの株価反応を比較する
↓
③ その後も買いが続くのか確認する
という順番を意識したいです。
特にSCREENだけが強いのか、それとも半導体製造装置株全体が強いのか。
ここには注目したいですね。
SCREENだけが相対的に強ければ、同社固有の期待が高まっている可能性があります。
一方、関連銘柄がすべて同じように上昇するなら、半導体設備投資全体への資金流入かもしれません。
もちろん、株価の動きだけで理由を断定することはできません。
出来高や市場全体の地合いも含めて確認したいと思っています。
⚠️ 好決算でも寄り天には注意!
半導体関連株は、好決算でも寄り天になることがあります。
反対に、発表直後の下落から買い戻されることもあります。
重要なのは、決算内容と株価の反応をセットで見ること。
以前、まろぴーの株ラボでは半導体株からほかの業種へ資金が移動する局面についても考察しました。
好決算だから買われるのではなく、好決算がどこまで株価に織り込まれているか。
今回もここが重要だと思っています。
🌸 9.まとめ:ASML決算の主役はSCREENになるのか?
今回のASML決算で、まろぴーが特に注目している日本株はSCREENホールディングスです。
理由は、ASMLの決算から見えてくる先端ロジックとメモリの設備投資が、SCREENの洗浄装置需要にも波及する可能性があるから。
特にHBMを中心とした先端メモリ投資が継続するなら、SCREENにとって追い風になりそうです。
ただし、今回のASML決算だけでSCREENの業績が決まるわけではありません。
重要なのは、
📅 10月14日のASML決算で設備投資の方向性を確認
📅 10月30日のSCREEN決算で実際の業績を検証
という2段階の考え方。
ASMLの決算が好調ならSCREENも上がる。
そんな単純な話ではなく、どの分野への投資が強いのかを見極めたいですね。
まろぴーは、ASMLの新規受注とメモリ向け需要、そしてSCREEN自身の受注動向をセットで追いかけていきます!
決算後には、今回の予想と実際の結果を比較してみたいと思います。
それでは、また次の記事で!🌸
※本記事は2026年10月11日時点の公開情報を基にした投資考察です。記事内の株価への波及は予測であり、将来の業績や株価を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。



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