フィジカルAIの次の主役は「触覚」!?ロボットが“感じる”時代へ、注目の日本株を探してみた🤖✋

投資コラム

生成AIの次の大きなテーマとして注目されている**「フィジカルAI」**。

AIが文章を書いたり画像を作ったりする世界から、AI自身が現実世界を認識し、判断し、ロボットを動かす世界へ。

でも、まろぴーはここで一つ気になりました。

ロボットって「見る」だけで、本当に人間みたいに働けるの?🤔

答えを探していくと、かなり面白いところにたどり着きました。

それが、

✋「触覚」です。

今回はフィジカルAIのさらに一歩先、ロボットが「触って、感じて、考えて動く」世界と、そこに関わる日本企業を調べてみます🔍✨


🤖 そもそもフィジカルAIって何?

これまでの生成AIは、

🧠 考える
💬 会話する
🖼️ 画像を認識する

といった「デジタル世界」が主戦場でした。

フィジカルAIでは、そこに現実世界が加わります。

👁 見る
↓
🧠 判断する
↓
🦾 動く

AIがカメラやセンサーから情報を取得し、状況を判断してロボットなどを動かします。

そして日本でも、この分野への政策支援が本格化しています。

2026年6月に政府が示した官民投資ロードマップでは、フィジカルAI・半導体を含む領域で2040年度までに78.5兆円の官民投資を引き出す方針が示されました。 (内閣府ホームページ)

フィジカルAIは、単なる短期的な株式市場のテーマではなく、国が長期投資を進める戦略領域の一つになっています。


✋ でも「見る」だけでは足りない

たとえばロボットにイチゴを収穫させるとします🍓

カメラとAIがあれば、

「ここに赤いイチゴがある」

というところまでは分かります。

でも実際につかもうとすると、

どれくらいの力で持てばいい?

という問題が出てきます。

強すぎれば、

🍓💥 グシャッ。

弱すぎれば、

🍓💨 ポロッ。

そこで必要になるのが触覚・力覚センサーです。

ロボット自身が、

「ちょっと強く握りすぎた」

と感じて、リアルタイムで力を弱める。

人間が無意識にやっているこのフィードバックをロボットにも与えようとしているわけです。


🚨 そして2026年、国も「触覚」に動き始めた

ここが今回の記事で一番注目したところ。

NEDOは2026年7月、

「触覚-動作統合に基づく環境適応型フィジカルAIの研究開発」

の実施体制を正式に決定しました。 (NEDO)

名前からしてド真ん中です😂

つまりフィジカルAIは、

👁 見る
+
✋ 感じる
+
🧠 考える
+
🦾 動く

という方向へ進み始めています。

これが実用化されれば、対象は工場だけとは限りません。

食品加工、物流、農業、医療、介護、サービスロボットなど、柔らかい物や形の違う物を扱う仕事にもロボットの用途が広がる可能性があります。


🔍 そこで「触覚関連株」を探してみた

今回は企業そのものの詳細分析ではなく、

「どんな日本企業がこの世界に関わっているのか?」

を俯瞰してみます。

個別企業については、今後それぞれ別の記事で深掘りする予定です✍️


🥇 NISSHA(7915)

ロボットに「皮膚」を与える?

まず注目したいのがNISSHA。

同社はフィルム型の触覚センサーを開発しています。

ここが面白いところで、単に「押された強さ」を検出するだけではありません。

ロボットが物を扱うときに重要になる、

摩擦や滑り

といった情報まで取得する方向の技術開発を進めています。

イメージとしては、

🤖 ロボットの「皮膚」

に近い存在です。

これまでNISSHAというと印刷・加飾などのイメージが強かった人も多いかもしれません。

しかし印刷技術やフィルム加工技術をセンサーへ応用できる点は、フィジカルAI時代に改めて調べてみたいポイント。

NISSHAについては別記事でかなり深く掘ってみたいと思います🔍


🥈 ミネベアミツミ(6479)

指先に入る超小型「力覚センサー」

こちらはさらに分かりやすい。

ミネベアミツミには、

「6軸力覚センサー」

があります。

X・Y・Z方向の力に加え、それぞれの回転方向にかかる力も計測します。

そして現行のMMS101は、

直径9.6mm × 高さ9.0mm
重量3g

という小ささ。

同社自身がロボットハンドの指先への搭載に最適としています。 (ミネベアミツミ製品サイト)

しかも面白いデモがあります。

🤖✋ 豆腐を潰さずにつかむ

力覚センサーから得た情報を使って、ロボットハンドの力をフィードバック制御する実演が公開されています。 (ミネベアミツミ製品サイト)

まさに、

「感じながら動くロボット」

です。

さらにミネベアミツミはMEMSを使ってセンサーを小型化しており、半導体プロセスによる量産性も特徴として挙げています。 (ミネベアミツミ製品サイト)

そして同社は力覚センサーだけではありません。

ヒューマノイド向けとして、

⚙️ ベアリング
⚡ モーター
🔌 コネクタ
🌡️ 冷却用ファン
✋ 力覚センサー

など多数の部品を展開しています。 (ミネベアミツミ製品サイト)

これは個別記事でかなり面白くなりそう。


🥉 日本精工(6471)

ベアリング会社だけじゃない?

日本精工もチェックしたい企業です。

ロボットでは「関節を滑らかに動かす」技術が非常に重要。

そのためベアリング企業は以前からロボット関連として知られていますが、フィジカルAI時代には、

動かす技術

だけではなく、

力を計測する技術

も重要になります。

トルクをセンシングし、そのデータをAI側へ戻せれば、

AI → 動かす → 力を測る → AI → 動きを修正する

というフィードバックループが作れます。

「ベアリング株」として見るだけではなく、ロボットの関節+センシング企業として見直せるのか。

ここも別記事で確認したいところです。


🔬 共和電業(6853)

「力を測る」スペシャリスト

もう一社、少し渋いところ。

共和電業はひずみゲージや各種計測機器を手掛けています。

フィジカルAIでは、

「AIが賢い」

だけではダメ。

現実世界で、

どれくらい押されたのか
どちらから力が加わったのか
どれくらいねじれたのか

などを正確にデータ化する必要があります。

こうした現実世界を数字へ変換するセンシング技術は、フィジカルAIの裏側を支える重要な領域になりそうです。

派手ではありません。

だからこそ、まろぴー的には気になります👀


🧠 「触覚データ」そのものが重要になる可能性

そして、さらに先を考えると面白いことがあります。

生成AIがここまで進化した理由の一つは、

膨大なデータを学習できたこと。

ではフィジカルAIは何を学習するのでしょう?

画像だけではありません。

たとえば、

🍓 イチゴを触った
↓
✋ このくらいの力がかかった
↓
🍓 少し変形した
↓
🤖 力を弱めた
↓
🍓 壊さず持てた

こうした、

視覚 × 触覚 × 動作

のデータそのものが重要になります。

つまり触覚センサーは、単にロボットを制御する部品ではなく、

「フィジカルAIに学習させるためのデータ取得装置」

という見方もできるわけです。

ここは今後かなり注目したいポイントです。


📊 触覚フィジカルAI関連を整理すると

企業主な注目領域イメージ
NISSHAフィルム型触覚センサー🖐️ 皮膚
ミネベアミツミ6軸力覚センサー☝️ 指先
日本精工トルクセンシング等🦾 関節
共和電業力・ひずみ計測📡 感覚計測

そして、この周囲には、

ロボットハンド
モーター
減速機
カメラ
LiDAR
エッジAI
通信

など大量の技術があります。

フィジカルAIを「ロボットメーカーだけのテーマ」と考えると、かなり狭すぎるかもしれません。


⚠️ ただし「関連技術がある=業績が伸びる」ではない

ここは投資ではかなり重要。

今回挙げた企業が触覚・力覚関連技術を持っていたとしても、

その製品が会社全体の売上の何%なのか

は別問題です。

極端な話、

会社全体の売上が1兆円あって、触覚センサーの売上が数億円なら、需要が倍になっても全社業績への影響は限定的です。

だから今後の個別企業分析では、

① 技術は本当にフィジカルAIに直結しているか
② 実際に採用されているか
③ 量産できるのか
④ 売上規模はどれくらいか
⑤ 市場拡大が全社業績を動かせるか

まで確認する必要があります。

「フィジカルAI関連!」という言葉だけで飛びつかないようにしたいところです⚠️


🌱 まろぴーが気になるのは「まだ小さい市場」

生成AI相場では、

GPU
↓
HBM
↓
半導体製造装置
↓
材料
↓
データセンター
↓
電力

と、時間とともに投資家が見る場所が広がっていきました。

フィジカルAIでも同じことが起こるなら、

ヒューマノイド
↓
モーター・減速機
↓
センサー
↓
触覚・力覚
↓
触覚データ

と、注目領域が細分化していく可能性があります。

NEDOが2026年にわざわざ**「触覚-動作統合」**をテーマにした研究開発を始めたことを考えると、触覚はかなり面白い観察ポイントだと思います。 (NEDO)

まだ大きな売上になっていない技術だからこそ、

どの会社が本当に量産フェーズへ進むのか。

ここを追いかけたい。


✨ まとめ

生成AIが「考えるAI」だったとすれば、

フィジカルAIは、

「感じて、考えて、動くAI」

へ進もうとしています🤖✨

そのときロボットに必要になるのは、高性能なAIだけではありません。

👁 目
✋ 皮膚
☝️ 指先
🦾 関節

現実世界から情報を受け取る「感覚器官」が必要です。

今回はその中でも、まだ主役になりきっていない**「触覚」**に注目してみました。

そして調べてみると、日本企業にもかなり面白い技術があります。

次は、この中から一社ずつ、

「技術はすごい。でも本当に業績を変えるほど伸びるの?」

というところまで掘っていきます🔍📈

まずはNISSHAのフィルム型触覚センサーあたりから、まろぴー探検隊を出動させたいところです🤖✋

※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身でお願いいたします。

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