南鳥島レアアースは結局どうなった?採掘の現在地と関連銘柄を徹底解説

投資コラム

こんにちは、まろぴーです🌸

「南鳥島の海底に大量のレアアースがある!」

この話、もう何年も前から聞きますよね。

でも……

結局どうなったの?🤔

本当に採れるの?
採算は取れるの?
いつ実用化するの?

まろぴーも「ずっと調査してるイメージだけど、今どこまで進んでるんだろう?」と思って改めて調べてみました🔍

すると2026年、かなり大きな一歩を踏み出していました。

南鳥島周辺の日本のEEZで、地球深部探査船「ちきゅう」が水深5,569mの海底下からレアアース泥を船上まで連続して引き上げることに世界で初めて成功。

しかも回収量は約50トン。

次はいよいよ2027年2月から、約1カ月にわたる本格的な採鉱試験が予定されています。 (JAMSTEC)

🐰「えっ、思ってたより話が進んでる……!」

今回は、南鳥島レアアースの現在地から、最大の課題である採算性、そして気になる関連銘柄までまとめていきます✨

  1. そもそも南鳥島のレアアースって何?🌊
  2. 2026年、ついに約6,000mの深海底から回収成功!😳
    1. レアアース泥が「ちきゅう」の船上まで上がってきました。
  3. しかも中身が面白い。約54%が中重レアアース
  4. じゃあ、もう日本はレアアース大国になるの?🇯🇵
    1. まだ全然そこまでは行っていません⚠️
  5. 最大の問題は「採算が合うのか?」💰
    1. コストです。
    2. 「技術的に採れるのは分かった。では産業として成立するのか?」
  6. 次の大イベントは2027年2月🔥
    1. 2027年2月。
    2. 「海底から泥を取れるか?」
    3. 「国産レアアースを生産する仕組みそのものを作れるか?」
  7. 2028年には「本当に産業化できるか」を評価
  8. じゃあ投資家として気になる「関連銘柄」は?📈
    1. 「南鳥島プロジェクトへの関与を確認できる企業」
    2. 「国産レアアースのサプライチェーンという視点で注目できる企業」
  9. 東亜建設工業(1885)|南鳥島レアアースに実際に関与🌊
  10. 三井金属(5706)|掘った“その後”にも注目👀
    1. 「もし国産レアアースを大量に採れたら、その後どうやって分離・精製するの?」
  11. 実は「採掘会社探し」だけでは足りない🔍
    1. 南鳥島レアアース=鉱山株
  12. 「レアアース関連株」というだけで飛びつくのは注意⚠️
    1. 「関連しているか?」ではなく「業績にどれだけ効くのか?」
  13. 南鳥島レアアースの現在地を整理すると
    1. 「夢の国産資源」から「産業化できるか検証する資源」へ
  14. まろぴーがこれから注目する5つのポイント🔍
  15. まとめ|南鳥島レアアース、実はかなり前進していた🌊✨
    1. 思っていた以上に進んでいました。
    2. 「日本でレアアースを産業として生産できるのか?」

そもそも南鳥島のレアアースって何?🌊

南鳥島は、日本最東端に位置する島です。

その周辺に広がる日本の排他的経済水域、いわゆるEEZの海底下には、レアアースを高濃度に含む**「レアアース泥」**が存在することが確認されています。

レアアースは、EVのモーターや電子機器、半導体関連、ロボットなど、さまざまな先端産業を支える重要な素材です。

つまり日本にとって、

「海外から買ってくる重要資源」

だけではなく、

「日本のEEZから生産できる重要資源」

になる可能性があるわけです。

JAMSTECなどは、経済安全保障の観点からもレアアースの安定供給につながるサプライチェーン構築を目指し、探査から採鉱、分離、精製、製錬までの技術開発を進めています。 (JAMSTEC)

2026年、ついに約6,000mの深海底から回収成功!😳

そして2026年、大きな進展がありました。

JAMSTECの地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島周辺海域へ向かい、採鉱システムの接続試験を実施。

1月30日に採鉱機が海底へ到達し、2月1日未明には……

レアアース泥が「ちきゅう」の船上まで上がってきました。

しかも単なる少量のサンプル採取ではありません。

3日間の試験で3カ所のレアアース層から回収し、海水を除いたレアアース泥の量は約50トンと算定されています。

水深5,569mの海底下から船上まで連続揚泥したのは世界初です。 (JAMSTEC)

🐰「“あるらしい”から“実際に引き上げた”へ。これは結構大きい!」

しかも中身が面白い。約54%が中重レアアース

さらに回収した泥を分析すると、レアアース総量の約54%が、

イットリウム
ガドリニウム
ジスプロシウム

などの中重レアアースだったことが分かりました。 (JAMSTEC)

特にジスプロシウムなどは高性能磁石などに使われる重要な元素。

EVの駆動モーターをはじめ、先端産業に欠かせない素材です。

つまり今回の試験は、

「とりあえず泥が取れました」

だけではありません。

その泥の中に、産業上重要な中重レアアースが実際に含まれていることまで確認されたわけです👀✨

じゃあ、もう日本はレアアース大国になるの?🇯🇵

ここは注意。

まだ全然そこまでは行っていません⚠️

「レアアース泥を取れた」

と、

「商業的にレアアースを生産できる」

の間には、かなり大きな壁があります。

ざっくり流れを書くと、

海底を探査
↓
レアアース泥を採鉱
↓
約6,000m上まで揚泥
↓
船で南鳥島へ運ぶ
↓
脱水
↓
本土へ輸送
↓
分離・精製・製錬
↓
ようやくレアアース製品へ

となります。

🐰「掘ったら終わりじゃなかった……!」

むしろここからが本番です。

最大の問題は「採算が合うのか?」💰

そして南鳥島レアアース最大の壁。

コストです。

海底5,000~6,000m級から泥を引き上げる。

それを船で運ぶ。

水分を抜く。

本土へ運ぶ。

さらに泥から目的のレアアースを分離・精製する。

当然ですが、普通の鉱山とは条件がかなり違います。

資源が大量に存在していたとしても、

1万円分のレアアースを取るために10万円かかる

のであれば、通常の商業事業としては成立しません。

だから今回の「採れた!」というニュースだけで、

「日本のレアアース問題は解決!」

と考えるのはまだ早いです。

現在はまさに、

「技術的に採れるのは分かった。では産業として成立するのか?」

を確かめる段階に入ったところです。

次の大イベントは2027年2月🔥

そして次に注目したいのが、

2027年2月。

JAMSTECは同じ試験海域で約1カ月間にわたる本格的な採鉱試験を予定しています。

さらに重要なのが、今度は海底から泥を取るだけではないこと。

採取したレアアース泥を南鳥島へ船で運び、

陸揚げ
↓
脱水
↓
マッドケーキ化
↓
本土へ輸送
↓
分離
↓
精製
↓
製錬

まで一連のプロセスを試す計画です。 (JAMSTEC)

つまり、

「海底から泥を取れるか?」

という実験から、

「国産レアアースを生産する仕組みそのものを作れるか?」

という実験にステージが変わります。

これはかなり重要です👀

2028年には「本当に産業化できるか」を評価

2027年の試験で終わりでもありません。

そこで得られたデータをもとに、2028年3月までに経済性を含めた国産レアアース産業化の総合評価が行われる予定です。 (JAMSTEC)

政府の海洋開発等重点戦略でも、2027年度末までに社会実装プランをまとめ、2028年度以降の早期社会実装を促すことが目標として示されています。 (内閣府ホームページ)

整理すると、

2026年
約6,000m級から連続揚泥に成功

⬇️

2027年
約1カ月の本格採鉱試験

⬇️

採鉱→輸送→脱水→分離・精製・製錬を検証

⬇️

2028年
経済性を含めて産業化を総合評価

という流れ。

🐰「“いつか掘れたらいいね”の話ではなくなってきた!」

じゃあ投資家として気になる「関連銘柄」は?📈

ここからが株ラボらしいところ。

南鳥島レアアースが本当に産業化へ向かうなら、

どんな企業が関わっているのか?

が気になりますよね。

ただし注意したいのは、ネット上で「レアアース関連銘柄」と呼ばれている会社すべてが南鳥島プロジェクトに直接関与しているわけではないこと。

そこで今回は、

「南鳥島プロジェクトへの関与を確認できる企業」

と、

「国産レアアースのサプライチェーンという視点で注目できる企業」

を分けて見ていきます🔍

東亜建設工業(1885)|南鳥島レアアースに実際に関与🌊

まず注目したいのが東亜建設工業(1885)。

ここは単に「海洋土木だからレアアース関連っぽい」という会社ではありません。

東亜建設工業は以前から南鳥島EEZのレアアース資源開発に向けた技術開発に取り組み、SIPにも参画。

JAMSTECの委託を受け、レアアース泥を採取する際に重要となる**「解泥」技術**の大型実証試験も行っています。 (トーアコンサルト)

海底の泥をどう崩し、どう回収するのか。

約6,000mという超深海からレアアース泥を取り出すには、この部分が重要になります。

南鳥島レアアースをテーマとして見るなら、

「実際に技術開発へ関わってきた企業」

として押さえておきたい存在です。

🐰「こういう“本当に関わってる会社”をちゃんと見つけたい!」

三井金属(5706)|掘った“その後”にも注目👀

一方、視点を変えて面白いのが**三井金属(5706)**です。

三井金属は2024年に日本イットリウムを完全子会社化し、2025年4月には同社を吸収合併しました。

日本イットリウムは、軽希土から重希土まで幅広い希土類元素を扱うレアアース総合メーカー。

さらにJOGMECと共同で、レアアースの高度な分離精製に使う溶媒抽出技術の開発にも取り組んできました。 (三井金属)

ここで今回の南鳥島の分析結果を思い出してください。

回収されたレアアースの約54%は、

イットリウム、ガドリニウム、ジスプロシウムなどの中重レアアース。 (JAMSTEC)

名前からしてちょっとつながってきますよね👀

ただし、三井金属については今回の南鳥島採鉱試験への直接参加を意味するものではありません。

注目したいのは、

「もし国産レアアースを大量に採れたら、その後どうやって分離・精製するの?」

というサプライチェーン側です。

「掘る会社」だけ見ていると、このテーマの半分しか見えていないのかもしれません。

実は「採掘会社探し」だけでは足りない🔍

南鳥島レアアースを調べていて面白いのがここでした。

最終的に必要なのは、

探査する技術
採鉱する技術
海底から引き上げる技術
環境を監視する技術
輸送する仕組み
脱水する設備
レアアースを分離する技術
精製・製錬する技術

です。

つまり、

南鳥島レアアース=鉱山株

という単純なテーマではありません。

海洋土木、プラント、素材、非鉄金属、レアアース精製など、かなり広い産業が関わる可能性があります。

だから今後、新たな実証実験の参加企業や設備の受注企業が発表されたときは要チェックです👀

「レアアース関連株」というだけで飛びつくのは注意⚠️

ここも大事なので書いておきます。

株式市場では大きなテーマが出てくると、

「○○関連銘柄」

という括りが一気に広がります。

でも、

レアアースを扱っている

ことと、

南鳥島レアアースの産業化で業績が大きく変わる

ことは別問題です。

たとえば南鳥島関連の技術を持っていても、その案件の売上が会社全体から見れば非常に小さい可能性もあります。

逆に直接採掘していなくても、国産レアアースの分離・精製工程が大きくなれば恩恵を受ける企業が出てくるかもしれません。

まろぴーが今後見たいのは、

「関連しているか?」ではなく「業績にどれだけ効くのか?」

ここです🐰📊

これはAI関連株でも半導体関連株でも同じですね。

南鳥島レアアースの現在地を整理すると

ここまでをまとめます。

昔は、

「南鳥島の海底に大量のレアアースがあるらしい!」

という段階でした。

それが現在は、

資源量を調査
↓
採鉱システムを開発
↓
約6,000m級の海底で実証
↓
2026年、約50トンのレアアース泥を回収
↓
中重レアアースを確認
↓
2027年、本格採鉱試験 ← 次はここ
↓
採鉱から精製・製錬まで一連のプロセスを検証
↓
2028年、経済性を含めて産業化を総合評価

まで来ています。 (JAMSTEC)

こうして並べると、

「夢の国産資源」から「産業化できるか検証する資源」へ

かなりフェーズが変わっていることが分かります。

まろぴーがこれから注目する5つのポイント🔍

今後ニュースを見るときは、単純な「採れた!」よりも、

① 2027年の本格試験でどれだけ採れるか
② 採鉱コストはいくらになるか
③ 分離・精製まで含めたコストはいくらか
④ 新たにどの企業が参画するか
⑤ 国が産業化をどこまで支援するか

この5つを追っていきたいです。

特に重要なのは採算性と企業参加。

2027年の試験から具体的な数字や企業名が出てくれば、株式市場での「南鳥島レアアース関連株」の見方もかなり変わってきそうです。

まとめ|南鳥島レアアース、実はかなり前進していた🌊✨

「南鳥島のレアアースって、結局どうなった?」

そんな疑問から調べ始めましたが……

思っていた以上に進んでいました。

2026年には、水深5,569mの海底下からレアアース泥を連続して引き上げることに世界で初めて成功。

回収量は約50トン。

さらにその約54%が中重レアアースでした。 (JAMSTEC)

そして次はいよいよ2027年。

約1カ月の本格的な採鉱試験を行い、採った泥を南鳥島へ運び、脱水し、本土へ輸送。

さらに分離・精製・製錬まで試します。

その先に待っているのが、

「日本でレアアースを産業として生産できるのか?」

という2028年の答え合わせです。

もちろん、まだ採算性という巨大な壁があります。

だから、

「南鳥島で採れた!日本のレアアース問題解決!」

ではありません。

でも、

「本当に採れるの?」

という段階から、

「どうやったら産業として成立する?」

という段階へ進んだのは大きな変化です。

そして株式投資という視点では、東亜建設工業のような実際に南鳥島の技術開発に関わってきた企業と、三井金属のようなその先の分離・精製サプライチェーンに強みを持つ企業を分けて見ていく必要がありそうです。

🐰「“レアアース関連株だから”じゃなく、“どこで何をしている会社なのか”まで追いかけたい!」

2027年の本格採鉱試験。

ここは、まろぴーの株ラボでも継続して追いかけていきます📈✨

※本記事は公開情報をもとにした情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。

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