9月に入り、IPO市場が一気ににぎやかになってきました。
2026年9月は、KOMPEITO、オーディオストック、akippaなど、個性的な企業が続々と上場します。
でも、まろぴーが気になったのはここ。
「知っている会社」と「株価が上がりそうな会社」は、同じなの?
そこで今回は、2026年9月に上場するIPOを、
- 世間からの注目度
- 上場後の株価上昇期待
という2つの視点でランキングにしてみました🐣
※株価上昇期待は、公開規模、業績、事業テーマ、上場日の重複などをもとにした、まろぴー独自評価です。将来の株価を保証するものではありません。
2026年9月IPO一覧
| 順位 | 企業 | 上場日 | 注目度 | 株価上昇期待 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | akippa | 9月18日 | S | A |
| 2位 | オーディオストック | 9月16日 | A | A |
| 3位 | レイヤード | 9月25日 | A | A |
| 4位 | Skyfall | 9月17日 | A | B |
| 5位 | ベルテックス | 9月18日 | B | B |
| 6位 | テクノクラフト | 9月18日 | B | C |
| 7位 | KOMPEITO | 9月11日 | A | D※ |
| 8位 | オリバー | 9月16日 | C | C |
| 9位 | かがやきHD | 9月18日 | C | C |
※KOMPEITOはすでに上場済みのため、初値結果を反映しています。
第1位:akippa(627A)
注目度:S
株価上昇期待:A
9月IPOで最も注目を集めそうなのが、駐車場シェアリングサービスのakippaです。
空いている月極駐車場や個人宅の駐車スペースを、スマートフォンから予約できるサービスを展開しています。
イベント会場や駅周辺など、駐車場が混雑しやすい場所との相性がよく、サービス内容が非常に分かりやすいのが強みです。
累計会員数は500万人を超えており、9月IPOの中では知名度もトップクラス。さらに、公開価格は570円と比較的買いやすい水準になっています。
一方で、注意したいのが需給です。
- 公募より既存株主の売出しが中心
- ベンチャーキャピタル株主が多い
- 9月18日は4社同時上場
- 上場直後は売りが出やすい可能性がある
企業としての面白さはかなりありますが、初値が一気に跳ねるというより、上場後の売りをこなせるかが重要になりそうです。
🐣まろぴーのひとこと
「駐車場を持つ会社じゃなくて、空いている駐車場をつなぐ会社!日本駐車場開発とは、似ているようで全然違うかも?」
akippaは本当に上場後も伸びるのか?公開価格570円の割安感や売出しの多さ、さらに日本駐車場開発との意外な関係まで詳しく調べました。
▶ akippaは上場後に買える?公開価格570円は割安?日本駐車場開発との意外な関係
第2位:オーディオストック(621A)
注目度:A
株価上昇期待:A
オーディオストックは、BGMや効果音などを提供するストックサービスを展開しています。
動画制作、YouTube、ゲーム、広告などで使用する音源を探せるため、コンテンツ市場の拡大が追い風になりそうな企業です。
直近では売上高が大きく伸び、黒字化にも成功。成長企業としてのストーリーが分かりやすい点は、IPO市場で評価されやすそうです。
ただし、生成AIによる音楽・効果音制作が普及すると、将来的に競争が激しくなる可能性もあります。
AIが音源需要を増やすのか、それとも既存サービスを代替するのか。上場後も注目したいポイントです。
🐣「動画が増えれば、使われる音も増える。でもAIが自分で音を作り始めたらどうなるの……?」
第3位:レイヤード(634A)
注目度:A
株価上昇期待:A
レイヤードは、医療機関向けのDX支援サービスを展開しています。
医療DXは国策との関連性が強く、人手不足や業務効率化という長期テーマにも乗りやすい分野です。
また、レイヤードは9月25日の単独上場。複数企業が同じ日に上場するケースと比べると、IPO資金が分散しにくい点はプラスです。
派手な知名度ではakippaに及びませんが、事業テーマと上場時の需給を考えると、意外な本命になる可能性があります。
🐣「単独上場はちょっとうれしい!みんなの視線を独り占めできるかも?」
第4位:Skyfall(625A)
注目度:A
株価上昇期待:B
Skyfallは、成果報酬型広告などのリワードマーケティング事業を展開しています。
2026年9月期は、売上高184.9億円、経常利益11.7億円を見込み、増収・大幅増益となる計画です。業績情報
利益成長の強さは魅力ですが、広告関連企業は景気や広告市場の影響を受けやすく、投資家から厳しく選別される傾向があります。
公開規模も軽いとはいえないため、今回は株価上昇期待をB評価としました。
第5位:ベルテックス(623A)
注目度:B
株価上昇期待:B
ベルテックスは、投資用不動産の開発・販売や不動産管理を手掛ける会社です。
収益構造が理解しやすく、公開価格も550円と低め。ただし、不動産会社は金利上昇の影響を受けやすく、IPOで高い評価を得にくい場合があります。
さらに、9月18日は4社同時上場です。
公開価格の割安感が評価されれば上昇余地はありますが、需給面では慎重に見たいIPOです。
第6位:テクノクラフト(622A)
注目度:B
株価上昇期待:C
テクノクラフトは、ゴルフカート向けナビゲーションシステムなどを展開しています。
ニッチな分野で一定の強みがある一方、爆発的な市場拡大を想像しにくいことが弱点です。
公開価格は650円ですが、公開株数が比較的多く、9月18日の4社同時上場という点も株価の重しになる可能性があります。
安定企業として評価されるか、成長性不足と判断されるかが分かれそうです。
第7位:KOMPEITO(618A)
注目度:A
株価上昇期待:D
KOMPEITOは、オフィスに冷蔵庫などを設置し、野菜や弁当を販売する「OFFICE DE YASAI」を運営しています。
サービスの分かりやすさから注目されましたが、9月11日の初値は1,480円。公開価格1,600円を7.5%下回る結果となりました。上場結果
公開株の大部分が既存株主による売出しで、吸収金額も約77億円と大きかったことが需給面の重しになったと考えられます。
ただし、公開価格割れ=成長できない会社というわけではありません。上場後に業績を伸ばせれば、見直し買いが入る可能性は残っています。
🐣「人気のサービスでも、売りたい株が多すぎると株価は重たくなるんだね……」
第8位:オリバー(619A)
注目度:C
株価上昇期待:C
オリバーは、ホテル、医療・福祉施設、オフィスなどに向けた家具やインテリアを提供しています。
2021年にMBOで上場廃止となった企業が、再び株式市場へ戻ってくる再上場案件です。
業績の安定感は期待できますが、IPOとしての新鮮さは弱め。成長株を好む投資家から、どこまで買いが集まるかがポイントです。
第9位:かがやきホールディングス(624A)
注目度:C
株価上昇期待:C
かがやきホールディングスは、中小企業向けコンサルティングや、士業法人向けの人材派遣などを展開しています。
公開価格は720円で、公開株数も少ないため、需給だけを見ると悪くありません。
一方で、上場先は名証ネクスト。東証上場銘柄よりも売買が少なくなりやすく、上場後の流動性には注意が必要です。
少ない売りで上がる可能性がある反面、買い手が少ないと値動きが止まってしまう可能性もあります。
まろぴーが選ぶ9月IPOの本命は?
9月IPOで最も注目度が高いのはakippaです。
しかし、株価上昇期待まで考えると、次の3社が有力候補になりそうです。
- akippa
- オーディオストック
- レイヤード
akippaは知名度と成長ストーリーが魅力ですが、売出しの多さと4社同時上場が不安材料。
オーディオストックは業績成長、レイヤードは医療DXと単独上場という、それぞれ違った強みがあります。
🐣「一番有名な会社が、一番上がるとは限らない!IPOは会社の成長性だけじゃなく、売りたい人と買いたい人のバランスも大切なんだね」
なお、9月29日にはクラサスケミカルも新規上場予定ですが、公募・売出しを伴わないスピンオフ上場のため、今回の一般的なIPOランキングからは除外しました。JPX新規上場会社情報
次回は、ランキング1位のakippaを深掘りします。
駐車場シェアリングのakippaは、上場後も成長できるのか?
日本駐車場開発との違い、収益構造、株価上昇の条件まで詳しく見ていきます。
9月IPO注目度1位のakippaをさらに深掘り!
▶ akippaの成長性・株価上昇の条件・日本駐車場開発との関係を詳しく見る



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