こんにちは、まろぴーです🐥
NISAの成長投資枠では、投資信託だけでなく個別株も購入できます。
そこで気になるのが、
「せっかく利益が非課税になるなら、大きく上がりそうな株を買ったほうがお得なのでは?」
ということ。
たしかに、NISAで買った株がテンバガーになれば、その節税効果はものすごいです。
でも、まろぴーはNISAで値動きの荒い個別株を買うつもりはありません。
今回は、NISAで個別株を買うメリットと注意点を調べながら、まろぴーがNISAを「守りの口座」にしている理由を考えてみます🔍
NISAで個別株を買うのはアリ?
結論からいうと、NISAで個別株を買うこと自体はまったく問題ありません。
成長投資枠では年間240万円まで投資でき、上場株式や投資信託などを購入できます。
NISA口座で得た売却益や配当金は、原則として非課税です。
通常、株式投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。利益が大きくなるほど、NISAの非課税効果も大きくなるということです。
NISAでテンバガーを取れたら最強?
たとえば、NISAで100万円分の個別株を購入し、その株が10倍になったとします。
評価額は1,000万円。利益は900万円です。
通常の課税口座であれば、利益900万円に対してかかる税金は約183万円。手元に残る利益は約717万円になります。
一方、NISAなら売却益は非課税です。
つまり、約183万円分も手元に多く残る計算です。
🐥「NISAでテンバガー……夢がありすぎる!」
将来大きく成長する企業を見つけ、それをNISAで長期保有できれば、これ以上ないほど効率のよい投資になります。
では、なぜまろぴーはやらないのでしょうか。
理由① テンバガー候補は値動きも荒くなりやすい
テンバガーを狙える株は、まだ業績が安定していない成長企業や、将来への期待で買われている小型株であることも少なくありません。
期待どおりに成長すれば株価が何倍にもなる可能性がある一方で、業績悪化や成長鈍化によって大きく下落する可能性もあります。
100万円が1,000万円になる可能性に目を奪われがちですが、100万円が50万円、30万円になる可能性も考えなければいけません。
NISAだから安全なのではなく、NISAはあくまで「利益に税金がかからない制度」です。
購入した商品のリスクまで小さくしてくれるわけではありません。
理由② NISAの搏失は損益通算できない
ここは、NISAで個別株を買う前に必ず知っておきたいポイントです。
課税口座で個別株を売却して損失が出た場合、一定の条件を満たせば、ほかの株で得た利益などと相殺できます。これを損益通算といいます。
しかし、NISA口座で発生した損失は税務上「なかったもの」として扱われます。
そのため、特定口座や一般口座で得た利益との損益通算はできません。損失を翌年以降へ繰り越すこともできません。
NISAは大きく利益が出たときには非常に強い一方で、損失が出たときの税制上の救済は弱いのです。
🐥「大当たりなら最強。でも外したときは、ちょっと切ない……」
理由③ 売っても年間投資枠はその年に戻らない
NISAで購入した商品は、いつでも売却できます。
ただし、売却したからといって、その年の年間投資枠がすぐに復活するわけではありません。
売却によって再利用できるようになるのは、翌年以降の非課税保有限度額です。
しかも、復活する金額は売却時の金額ではなく、購入時の金額である「簿価」を基準に計算されます。
たとえば100万円で購入した株が200万円になり、それを売却した場合、翌年以降に再利用できる非課税保有限度額は100万円です。
反対に、100万円で購入した株が50万円まで下がって売却した場合でも、翌年以降に再利用できる金額は100万円になります。
ただし、年間投資枠を超えて購入できるわけではありません。
「いったん売れば、同じ年に枠を使い直せる」と思っていると、予定が狂ってしまうので注意が必要です。
理由④ 「NISAだから長期保有」が逃げ道になることもある
NISAは長期投資と相性のよい制度です。
しかし、個別株の場合は「長期保有すれば必ず戻る」とは限りません。
投資信託なら、複数の国や企業へ広く分散できます。一方、個別株は一社の業績や経営判断、不祥事、競争環境などに大きく左右されます。
本来は業績や成長性を見直すべき場面でも、
「NISAだから売らない」
「長期投資だから大丈夫」
と考え、判断を先送りしてしまう可能性があります。
大切なのは、NISAで買ったかどうかではなく、最初にその株を買った理由が今も残っているかどうかです。
すでにNISAで個別株を買った人はどうすればいい?
NISAで個別株を買ったからといって、すぐに売る必要はありません。
まずは、次の点を確認してみましょう。
- その会社を買った理由は今も崩れていないか
- 業績や財務に大きな問題はないか
- 株価が半分になっても持ち続けられる金額か
- 一つの銘柄に資金が偏りすぎていないか
- 「NISAだから」という理由だけで保有していないか
単に相場全体が下がっただけなのか、その企業自体に問題が起きたのかでも判断は変わります。
値下がりしたという理由だけで慌てて売る必要はありませんが、「NISAだから絶対に売らない」と決めつけるのも危険です。
NISAで個別株が向いている人
NISAで個別株を買う戦略は、次のような人なら選択肢になると思います。
- 企業の業績や決算を継続的に確認できる
- 数年間保有できる余裕資金がある
- 一社へ資金を集中させすぎない
- 株価が下がったときの判断基準を持っている
- 配当や長期的な企業成長を目的に投資する
一方で、「非課税だからお得そう」「SNSで話題だから」「短期間で何倍にもなりそう」という理由だけで購入するのは要注意です。
NISAは魔法の口座ではありません🐥
まろぴーにとってNISAは「守り」
まろぴーも個別株は好きです。
将来伸びそうな企業を調べたり、大きな値上がりを狙ったりする楽しさもよく分かります。
それでも、まろぴーはNISAで値動きの荒い個別株を買うつもりはありません。
NISAは、大勝ちを狙うためではなく、長い時間を味方につけて資産を育てる「守りの口座」と考えているからです。
もちろん、投資信託なら絶対に安全というわけではありません。株式中心の投資信託なら、相場によって大きく下落することもあります。
それでも、一社に集中する個別株より、幅広い企業へ分散された投資信託を長期間積み立てるほうが、まろぴーのNISAの目的には合っています。
大きなリターンを狙う個別株は課税口座。
長期で育てたい資産はNISA。
この役割分担が、今のまろぴーにはちょうどよさそうです🐥
まとめ:大化けしたときは最強、でも外したときは厳しい
NISAで個別株を買うこと自体が、間違いなのではありません。
テンバガーを取れれば大きな利益が非課税になり、NISAのメリットを最大限に生かせます。
しかし、その裏側には次のような注意点があります。
- 個別株は一社にリスクが集中する
- NISAの損失は損益通算できない
- 損失の繰越控除もできない
- 売却しても年間投資枠はその年に戻らない
- 「NISAだから長期保有」が判断の先送りになる可能性がある
NISAで何を買うかに、全員共通の正解はありません。
大切なのは「一番儲かりそうな商品」ではなく、自分がNISAを何のために使うのかを決めること。
まろぴーは一発の大勝ちよりも、長く市場に残りながら資産を育てることを優先します。
テンバガーの夢は魅力的。でもNISAでは、ちょっとだけ慎重にいきます🐥
※本記事は特定の銘柄や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。投資判断は、ご自身の目的やリスク許容度に合わせて行ってください。
参考:金融庁「NISAを知る」



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