こんにちは、まろぴーです!🌸
2026年10月14日、サイゼリヤ(7581)が大きな決断を発表しました。
10月29日からメニュー価格を平均約6%引き上げます! 🍝
あのミラノ風ドリアも300円から320円へ。
長年、低価格を武器にしてきたサイゼリヤが、価格戦略を見直します。
そして同日発表された決算では、2027年8月期の営業利益を前期比約29%増の212億円と予想!
東証では6,550円まで売られていた株価が、決算発表後のPTSでは一転して上昇しています。
🐣「サイゼが値上げ!?でも、20円高くなったくらいで行かなくなるかな?」
まろぴーも、そこが一番気になりました。
今回の値上げは、客離れを起こすほど大きいのでしょうか?
それとも、価格競争力を維持したまま利益を増やせるのでしょうか?
今回は決算数字を確認しながら、サイゼリヤの値上げが業績と株価に与える影響を考察します!
※本記事は2026年10月14日時点の情報をもとに作成しています。PTSの上昇率は執筆時点の観測値であり、その後変動します。
1.サイゼリヤがついに値上げ!何が変わる?
今回発表された価格改定は、2026年10月29日から実施されます。
メニュー全般で平均約6%の値上げです。
代表的なメニューの価格改定はこちら。
| メニュー | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| ミラノ風ドリア | 300円 | 320円 |
| ハンバーグステーキ | 400円 | 430円 |
| 若鶏のディアボラ風 | 500円 | 530円 |
一方で、ランチメニュー、モーニング限定メニュー、フレッシュワインなどは据え置かれます。
ここで注目したいのが、単純な値上げ幅よりも、値上げ後の価格そのものです。
ミラノ風ドリアが320円。
それでも、外食としてはかなり手頃な価格です。
🐣「300円じゃなくなったのは残念だけど、320円でも十分安いよね!」
もちろん、20円の値上げをどう感じるかは人によって違います。
ただ、サイゼリヤを選ぶ理由が「300円ぴったりだから」ではなく、「外食なのに手頃で、おいしく食べられるから」だとすれば、今回の値上げで急激に客数が減るとは限りません。
むしろ、低価格というブランドイメージを維持しながら、収益性を改善できる可能性があります。
2.今回の決算は好決算?数字を確認!
まずは10月14日に発表された2026年8月期の通期決算を見てみましょう。
| 項目 | 2026年8月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 約3,015億円 | +17.4% |
| 営業利益 | 約164億円 | +5.9% |
| 経常利益 | 約168億円 | +6.5% |
| 最終利益 | 約111億円 | -1.1% |
売上高は17.4%増と大きく成長しました。
一方、営業利益の伸びは5.9%にとどまっています。
ここが重要です。
お客さんが増えて売上が伸びても、利益が同じ勢いで増えていなかったということです。
実際、連結営業利益率を計算すると、
- 2025年8月期:約6.0%
- 2026年8月期:約5.4%
と、低下しています。
さらに2026年8月期の営業利益は、従来の会社予想182億円を約9.8%下回りました。
🐣「売上は絶好調なのに、利益は思ったほど増えなかったんだね……」
食材価格、人件費、エネルギー価格などのコスト上昇が、収益性を圧迫する要因になります。
そして今回の値上げは、こうした利益率の問題に対応する動きとして捉えられます。
3.来期営業利益29%増!何が変わる?
2027年8月期の会社予想はこちらです。
| 項目 | 2026年8月期実績 | 2027年8月期予想 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 約3,015億円 | 3,337億円 | +10.7% |
| 営業利益 | 約164億円 | 212億円 | +29.1% |
| 経常利益 | 約168億円 | 208億円 | +23.6% |
| 最終利益 | 約111億円 | 134億円 | +21.3% |
注目は、売上高が約11%増なのに対して、営業利益は約29%増を見込んでいること。
営業利益率も、
5.4% → 約6.4%
へ改善する計画です。
営業利益の増加額は約48億円。
これは小さな変化ではありません。
ただし、この増益予想をすべて今回の値上げ効果と考えるのは早計です。
会社は店舗作業の標準化、DX、世界規模の生産・供給体制の整備などにも取り組んでいます。
海外事業の成長も含め、複数の要因によって利益を増やす計画です。
値上げは収益改善の重要な要素になり得ますが、増益のすべてを説明するものではありません。
4.客離れは起きる?平均6%値上げの影響を計算!
ここからが、まろぴーの今回の本題です!🍝
平均6%の値上げによって、どの程度客数が減ると売上が減少するのでしょうか?
分かりやすくするため、対象商品の価格が一律6%上がり、購入数量以外の条件が変わらないと仮定します。
計算式は、
売上の変化率 = 1.06 ×(1-販売数量の減少率)-1
です。
| 販売数量の減少率 | 値上げ後の売上変化 |
|---|---|
| 0% | +6.00% |
| 1%減 | +4.94% |
| 2%減 | +3.88% |
| 3%減 | +2.82% |
| 4%減 | +1.76% |
| 5%減 | +0.70% |
| 6%減 | -0.36% |
なんと、販売数量が5%減っても、値上げ対象商品の売上は増える計算!
売上が減少に転じる境目は、約5.66%の数量減です。
🐣「20円の値上げで、お客さんが6%近く減るかな?」
ここが今回の注目ポイント。
もちろん、この試算は平均6%の値上げが対象売上全体に反映されると仮定したものです。
実際には据え置き商品もあり、注文するメニューの組み合わせも変わります。
したがって、全社売上がそのまま6%増えるわけではありません。
それでも、小幅な値上げなら販売数量の減少をある程度吸収できるという構造は重要です。
🍕 ちなみに、まろぴーの大好きなサイゼメニューは……
まろぴーがサイゼリヤで大好きなのは、タラコソースシシリー風と辛味チキン!
そして、真イカとアンチョビのピザもお気に入りでした🍕
今回の値上げで気になるのは、やっぱり自分が普段注文するメニュー。
タラコソースシシリー風は現在400円、辛味チキンは300円です。
それぞれの改定後価格は、現時点では個別に確認できていません。
でも、仮に400円が420円や430円になったとしても、まろぴーは普通に注文すると思います(笑)
だって、十分安いですからね!
もちろん、これはまろぴー個人の感覚です。
すべてのお客さんが同じように感じるとは限りません。
それでも、今回の価格改定を考えるうえで、この感覚は意外と大事だと思っています。
サイゼリヤの強みは、単に安いことではなく、
値上げしても「まだ安い」と感じられる価格競争力。
これが維持できるなら、今回の値上げは利益改善につながる可能性があります。🌸
5.本当に大きいのは、売上より利益への効果!
ここからは、さらに投資家目線で考えてみます。
例えば、ある店舗の月間売上が1,000万円だったとします。
平均6%の値上げが売上全体に反映され、販売数量が変わらなければ、売上は1,060万円になります。
増収額は60万円です。
この60万円を稼ぐために、必ずしも新しい店舗を作る必要はありません。
追加の客席や大幅な人員増加も必要ない可能性があります。
つまり、値上げによる増収は、通常の客数増加による増収と比べて、利益に結びつきやすい場合があります。
ただし、原材料費や人件費なども上昇しているため、60万円すべてが利益になるわけではありません。
ここで国内事業の数字を確認してみましょう。
2026年8月期の日本セグメントは、
- 売上高:約2,033億円
- 営業利益:約60億円
- 営業利益率:約3.0%
でした。
全社の営業利益率5.4%と比べても、国内事業の利益率は低い状態です。
🐣「国内は売上が大きいのに、利益率が3%しかないんだ!」
だからこそ、今回の値上げが重要なのです。
国内事業の利益率が1ポイント改善するだけでも、売上規模を固定した単純計算では、年間約20億円の営業利益増加に相当します。
これは会社の正式な利益予想ではありません。
しかし、国内事業の利益率が少し改善するだけで、全社利益に与える影響は大きいことが分かります。
6.値上げで利益はいくら増える?まろぴーの試算
さらに、国内事業への影響をシミュレーションしてみます。
2026年8月期の国内売上高約2,033億円を基準に、仮にそのうち70%が平均6%の値上げ対象だったとします。
この70%という数字は、会社が公表した対象売上比率ではありません。試算上の仮定です。
値上げ対象売上は約1,423億円。
数量が変わらなければ、単純計算の増収額は年間約85億円となります。
| 値上げ対象商品の数量変化 | 年間増収額の試算 |
|---|---|
| 変化なし | 約85億円 |
| 1%減 | 約70億円 |
| 3%減 | 約40億円 |
| 5%減 | 約10億円 |
※国内売上の70%を値上げ対象と仮定し、対象外商品の売上、店舗数、商品構成、その他の変化は固定した簡易試算です。価格改定後の通年ベースの概算であり、2027年8月期の実際の増収額を示すものではありません。
この試算から分かるのは、客数や販売数量のわずかな変化で増収効果が大きく変わるということ。
さらに利益への影響は、販売数量減少による変動費の減少、固定費、原材料価格なども考慮する必要があります。
つまり、売上増加額がそのまま営業利益増加額になるわけではありません。
それでも、値上げ対象商品の数量が大きく落ち込まなければ、国内事業の採算改善につながる可能性は十分あります。
まろぴーが今後一番見たいのは、値上げ後の客数と客単価の変化です。
7.サイゼリヤの強みは、値上げしても安いこと
今回の値上げを考えるうえで、忘れてはいけないのがサイゼリヤのブランド力です。
サイゼリヤは、家族連れ、学生、会社員など幅広い層に利用されています。
そして、多くの人がサイゼリヤを選ぶ理由の一つが価格の手頃さです。
ミラノ風ドリアが320円になっても、他の外食チェーンと比較して低価格という印象は残りやすいでしょう。
また、ランチメニューなどを据え置くことで、価格に敏感な利用者への影響を抑える狙いも考えられます。
もちろん、値上げが続けば消費者の反応は変わる可能性があります。
特に低価格を期待する顧客が多い企業では、わずかな価格改定でも客数に影響するリスクはあります。
ただし、今回の改定幅だけで大規模な客離れが起こると決めつける必要もありません。
🐣「値上げしても安いなら、むしろ利益を増やすチャンスかも!」
まろぴーは、今回の値上げがサイゼリヤの低価格という強みを維持しながら、利益率を改善する転換点になるかに注目しています。
8.株価はPTSで急反発!市場は何を評価している?
2026年10月14日の東証終値は6,550円。
前日比260円安、3.82%の下落でした。
ところが、15時30分の決算発表後、PTSでは上昇する展開に。
執筆時点では、東証終値比で約6.6%上昇しているとの観測があります。
終値6,550円から計算すると、参考価格は約6,982円です。
※PTSの実際の約定価格・出来高は本記事執筆時点で独立確認できていません。上昇率は変動します。
なぜ、東証では下落していた株価が決算後に買われているのでしょうか?
考えられるのは、次の3つです。
① 来期29%増益予想への期待
売上成長だけでなく、利益率改善を見込む会社計画が評価されている可能性があります。
② 値上げによる国内利益率改善への期待
国内事業の営業利益率は約3%。価格改定による改善余地が意識されている可能性があります。
③ 価格戦略の転換への期待
価格を維持する方針から、状況に応じて価格を変更する方針への転換が、今後の収益管理に対する期待につながっている可能性があります。
ただし、PTSは東証と比べて流動性が低く、少ない売買で価格が大きく動くこともあります。
明日の東証寄り付きがPTSと同じ価格になるとは限りません。
9.株価はまだ上がる?PERから考える
では、PTSで上昇したサイゼリヤの株価は割高なのでしょうか?
2027年8月期の会社予想EPSを272.1円として、予想PERを計算してみます。
| 株価 | 予想PER |
|---|---|
| 6,550円 | 約24.1倍 |
| 6,980円 | 約25.7倍 |
| 7,200円 | 約26.5倍 |
| 7,500円 | 約27.6倍 |
| 8,000円 | 約29.4倍 |
外食企業として決して低いPERではありません。
すでに成長期待が一定程度織り込まれている水準と考えられます。
一方で、国内事業の利益率が会社計画以上に改善したり、海外事業が成長を続けたりすれば、利益予想の上方修正につながる可能性があります。
ただし、株価が上がるかどうかは、会社予想が良いだけでは決まりません。
市場が事前にどれだけ期待していたか、そしてその期待を実際の業績が上回れるかが重要です。
PTSの上昇だけで、翌日の値動きを断定することはできません。
10.まろぴーが今後確認したい3つのポイント
今回の値上げが成功するかどうかは、これからの数字に表れます。
① 既存店の客数は減らないか?
値上げ後も客数が維持されれば、客単価上昇による増収が期待できます。
一方で、客数が大きく減少すれば、価格改定の効果は限定的になります。
② 国内事業の営業利益率は改善するか?
2026年8月期の国内営業利益率は約3%。
ここが4%、5%と改善するなら、全社利益への影響は大きくなります。
ただし、原材料費や人件費の上昇が続けば、値上げ効果が相殺される可能性もあります。
③ 海外事業の利益成長は続くか?
サイゼリヤは国内だけの企業ではありません。
海外展開も全社業績を左右する重要な要素です。
国内の値上げが成功しても、海外の採算が悪化すれば、全社利益は期待ほど伸びないかもしれません。
国内と海外を分けて確認する必要があります。
まとめ:今回の値上げは、サイゼリヤの利益体質を変えるかもしれない!
今回のサイゼリヤ決算で、まろぴーが最も注目したのは、来期29%増益という数字だけではありません。
低価格を維持してきたサイゼリヤが、価格を柔軟に変更する方針へ転換したことです。
ミラノ風ドリアは300円から320円。
値上げ後でも価格競争力は残ると考えられます。
そして、国内事業の営業利益率は約3%。
この利益率が少し改善するだけでも、全社利益に大きな影響を与える可能性があります。
🐣「サイゼの20円値上げ、実はかなり大きな決断だったんだね!」
まろぴー自身、タラコソースシシリー風も辛味チキンも大好きです。
少し値上がりしても、これからも食べに行くと思います(笑)
もちろん、個人の感覚だけで投資判断はできません。
だからこそ、値上げ後の客数と利益率を追いかけたいところです。
PTSでは大きく反応していますが、株価の短期的な動きと企業の長期的な価値は分けて考えたいですね。
まろぴーは、今回の値上げをサイゼリヤの利益体質が変わる可能性のある重要な転換点として注目していきます!🌸
皆さんは、ミラノ風ドリアが320円になってもサイゼリヤに行きますか?
ぜひXでも意見を聞かせてください!
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※本記事の利益シミュレーションは独自の仮定に基づくもので、会社の業績予想ではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。



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