無印良品、強すぎない?良品計画はなぜ復活したのか。「生活インフラ化」する無印を徹底分析

企業深掘

こんにちは、まろぴーです🐣🌸

まろぴーも無印ユーザーです。化粧品を見に行ったのに、収納用品を眺めて、食品売り場にも寄ってしまう。無印って、買うものを決めて行っても、つい店内を一周しちゃいませんか?

そんな身近なお店の決算を見て、ちょっと驚きました。

2026年8月期第3四半期までの営業利益は808億円。前年同期から36%増。 会社は通期の営業利益を980億円と予想しています。(www.ryohin-keikaku.jp)

🐣「無印、いつの間にこんなに強くなったの?」

この記事で考えたいのは、まさにそこです。昔の「ちょっとおしゃれな無印」は、今や普段の買い物で使う店になりつつあるのでしょうか。そして、この成長を期待して、今の株価で良品計画(7453)をどう見るかまで掘ります🔍

※業績は2026年8月期第3四半期までの公表資料を使用。2026年8月期の通期数値は会社予想です。

無印は「売上が伸びた」だけじゃない

まずは業績を並べてみます。

決算期営業収益営業利益営業利益率
2023年8月期約5,814億円約331億円約5.7%
2024年8月期約6,617億円約561億円約8.5%
2025年8月期約7,846億円約738億円約9.4%
2026年8月期・会社予想9,070億円980億円10.8%

2023年8月期と比べると、売上規模が大きくなったうえに、利益率も改善しています。ここが「良品計画は復活した」と言われる理由でしょう。(www.ryohin-keikaku.jp)

でも、まろぴーはここで一つ引っかかりました。

🐣「無印って、値上げして儲かってるだけ?」

調べると、そう単純ではありません。会社は利益率改善の理由として、生産の内製化による原価低減、値下げの抑制、売上増による経費効率の改善を挙げています。以前には価格を下げた商品もあり、原材料費などの上昇を受けて値上げした商品もあります。「全商品を高くして利益を増やした」という話ではないんです。(www.ryohin-keikaku.jp)

昔の無印と今の無印、どこが変わった?

まろぴーの感覚では、以前の無印は「無印を見に行こう」と思って出かける店でした。

今は、近くの商業施設や郊外の店舗で、日用品や食品を買うついでに立ち寄れる店へ近づいています。もちろん、これはまろぴーの見方。数字でも確かめてみましょう。

2026年8月期第3四半期末の店舗数は、国内708店、海外755店、合計1,463店。会社は国内の郊外出店を進めています。大きな売り場を使い、生活に必要な商品をまとめて選べる店舗づくりも進めてきました。(www.ryohin-keikaku.jp)

ここで今回の仮説です。

無印は「好きなブランド」から、繰り返し使う「生活圏の店」になろうとしているのでは?

ただし、店を増やせば成功とは言えません。新しい店にお客さんが定着し、既存店にも通い続けてもらえるかが大事です。

客数が増えているのか、ちゃんと見てみよう

2026年8月の国内月次売上は、既存店+ECで前年同月比109.6%。なかなか強い数字です。

🐣「じゃあ、お客さんがどんどん増えてる?」

8月単月を分けて見ると、こうなります。

国内・2026年8月売上高客数客単価
既存店+EC109.6%102.7%106.8%
全店+EC113.6%106.3%106.9%

8月は客数も客単価も伸びました。ただ、2026年8月期の累計では、既存店+ECの売上高102.4%に対して、客数99.2%、客単価103.2%です。通年で「客数が急増した」とは言えません。(www.ryohin-keikaku.jp)

まろぴーが次に見たいのは、8月の客数増が続くかどうか。店を増やした効果と、一つ一つの店の強さを分けて見たいところです📊

無印の強みは「買いに行く理由」が一つじゃないこと

2025年8月期の売上構成は、生活雑貨が約46.9%、衣服・雑貨が約36.4%、食品が約13.3%です。食品の印象は強いけれど、売上の中心は生活雑貨と衣服なんですね。(www.ryohin-keikaku.jp)

化粧品がなくなったから行く。収納を探しに行く。季節の服を見に行く。帰りにお菓子も買う。

まろぴーが店内を一周しちゃうのも、無印に行く理由が一つじゃないからかもしれません。

でも、売り場を広げれば賃料も人件費もかかります。商品が売れ残れば値下げも必要。「いろいろ売れる」ことと「きちんと利益が残る」ことを両立できるかが、良品計画の腕の見せどころです。

ブランドの作り方に興味がある人は、まろぴー株ラボのyutoriの企業深掘りもどうぞ。話題から商品へつなげるyutoriと、日常の買い物で繰り返し選ばれる無印。ブランドの伸ばし方が違って面白いです。

海外も強い。でも「中国以外も伸びているから安心」とは言い切れない

2026年8月期第3四半期累計の東アジア事業は、営業収益2,128億円、営業利益454億円。営業利益率は**21.3%**です。国内事業の13.1%より高く、会社全体にとって大きな利益の柱になっています。(www.ryohin-keikaku.jp)

🐣「無印って、海外ではそんなに儲かってるんだ!」

東南アジア・オセアニア、欧米でも売上は伸びています。ただ、欧米は出店や物流への投資が増え、利益率は悪化しました。海外をひとまとめにして「絶好調」と見るのは少し早そうです。(www.ryohin-keikaku.jp)

成長先が中国だけではないのは心強い。一方で、現状は東アジアの利益がとても大きい。中国の消費環境が変わったとき、ほかの地域がどれほど支えられるかは見続けたいです。

1兆円企業が見えてきた。その先は?

良品計画は2028年8月期に、営業収益1兆800億円、営業利益1,080億円を計画しています。一方、2026年8月期の会社予想は営業収益9,070億円、営業利益980億円。利益は計画上の2028年目標まで、あと100億円です。(www.ryohin-keikaku.jp)

🐣「もう目標にかなり近いじゃん!」

そうなんです。でも、ここからが投資記事として大切なところ。1兆円に到達するだけなら、新しい店を増やすことでも近づけます。新店が既存店のお客さんを奪わず、海外投資の費用も吸収して、利益率を保てるか。 そこまで達成して初めて、今の成長を持続的な強さと呼べそうです。

無印の「生活インフラ感」を商品でも見てみる

無印の面白いところは、家具や収納用品だけじゃなく、化粧品や食品まで日常生活のいろいろな場面に入り込んでいること。

たとえば、まろぴーが気になったのが**「発酵導入美容液」**。

こうした商品までヒットすると、「無印に行ったら予定になかったものまで見ちゃう」という強さもあります😂

Amazonでも取り扱いがあるので、気になる人はこちらからチェックできます👇

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株価はもう「強い無印」を知っている

2026年9月18日の終値は3,945円。実績利益を基準にしたPERは約41倍、PBRはデータ提供元によって差がありますがおおむね6倍台、時価総額は約2.2兆円です。PERは予想利益を使うと数値が変わるため、比較するときは計算の基準をそろえましょう。(s.minkabu.jp)

🐣「お店が好き。業績も強い。じゃあ株も買い?」

まろぴーは、そこで一度立ち止まりたいです。

この株価には、これからも出店が進み、利益率も高く保てるという期待が入っています。次の決算で業績が伸びても、市場が期待したほどではないと判断されれば、株価が下がることもあります。

まろぴーのまとめ|無印は「たまに行く店」から変わるのか

今回調べて、まろぴーが一番面白いと思ったのは、良品計画が単に店舗を増やしているだけではないことです。商品づくりや値下げの抑制にも取り組み、増えた売上を利益につなげています。

そして、無印ユーザーとして感じる「つい一周してしまう店」の強さ。これが郊外の新しい店舗でも発揮されれば、まだ成長の余地はありそうです。

次に追う数字は、国内既存店の客数と、海外の地域別利益率。

無印が本当に「生活インフラ」に近づいているなら、新店の数だけでなく、普段の買い物で何度も選ばれる姿が数字にも表れるはず。まろぴーもユーザーとして楽しみつつ、投資家としてはそこを冷静に見ていきます🐣📈

※本記事は公開情報に基づく分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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