AI光通信の裏側にフルヤ金属?大口受注で急騰!「イリジウム」の世界トップ級企業を深掘り

企業深掘

こんにちは、まろぴーです🐥📈

今日、ちょっと気になる銘柄が大きく動いていました。

フルヤ金属(7826)

9月25日は一時11,880円まで上昇し、年初来高値を更新。

きっかけになったのが、国内証券による目標株価引き上げと、ある「大口受注」の存在です。

その受注品が……

イリジウム・プラチナ製の「るつぼ」。

るつぼ……?🤔

AIと全然関係なさそうに見えますよね。

でも調べていくと、

AI → データセンター → 高速光通信 → 光アイソレーター → フルヤ金属

という、かなり面白いつながりが見えてきました。

今日は「AI半導体そのもの」ではなく、そのさらに奥にいるフルヤ金属を深掘りします🔍


🔥 まず今日、何があった?

9月25日、フルヤ金属が大幅上昇。

野村證券が投資判断「買い」を継続しながら、目標株価を

12,500円 → 13,200円

へ引き上げました。

その理由として報じられたのが、

米大手光関連企業から、光アイソレーター用途のイリジウム・プラチナるつぼを大口受注したもよう

という内容です。

しかも一時的な受注ではなく、複数年にわたって収益規模を押し上げるとの見方。

さらに電極向け触媒の需要も好調とされています。みんかぶ

これを受けて株価は一時11,880円まで上昇。

年初来安値は1月の3,510円だったので、今年だけでも株価はかなり変わっています。トレーダーズ


🐥 そもそもフルヤ金属って何の会社?

名前だけ見ると、

「金属会社でしょ?」

となりそうですが、普通の金属会社とはかなり違います。

フルヤ金属が得意としているのは、

イリジウム
ルテニウム
プラチナ

などの希少な貴金属。

特に、加工が難しいイリジウムやルテニウムを高純度で加工する技術に強みがあります。

会社公表ベースでは、

結晶育成用イリジウムるつぼ 世界シェア約70%

純ルテニウムを使ったHDD用素材 世界シェア約70%

有機EL向け高純度イリジウム化合物 世界シェア約90%

など、かなりニッチな分野で高いシェアを持っています。株式会社フルヤ金属

まろぴー的には、

「市場は小さいけど、簡単には代替できないものを作っている会社」

というところが面白い👀


🏺 ところで「るつぼ」って何?

今回の主役です。

るつぼは簡単に言えば、

高温で材料を溶かしたり、結晶を育てたりするための容器。

「ただの容器じゃん」

と思うかもしれませんが……

ここが全然ただの容器じゃない😂

特殊な結晶を作る工程では、とんでもない高温環境に耐えながら、不純物を混ぜずに材料を保持する必要があります。

そこで使われるのが、

イリジウム製るつぼ

などの特殊製品です。

加工そのものが難しいため、フルヤ金属の技術力が生きる分野になっています。


🤖 それがどうしてAIにつながるの?

ここが今回いちばん面白いところ。

生成AIの普及によって、世界中でAIデータセンターの建設が進んでいます。

GPUを大量に並べれば終わり……

ではありません。

大量のデータをGPU同士、サーバー同士、データセンター内で高速にやり取りする必要があります。

そこで重要になるのが、

光通信。

そして光通信機器の中では、レーザー光が逆流して機器に悪影響を与えることを防ぐため、

光アイソレーター

という部品が使われます。

今回報じられた大口受注は、まさにこの光アイソレーター用途。

実はフルヤ金属自身も以前から、

「データセンター投資拡大に伴う光アイソレーター向け製品の需要増」

を電子セグメントの成長要因として挙げています。日本取引所グループ

つまり、

生成AI
↓
AIデータセンター増加
↓
高速光通信需要増加
↓
光アイソレーター需要増加
↓
特殊結晶向けるつぼ需要
↓
フルヤ金属

という流れ。

AI相場というとNVIDIAや半導体製造装置に目が行きがちですが、

こんなところにもAI需要が流れているんですね👀


📊 業績、実はすごいことになっている

そしてフルヤ金属。

テーマだけの会社ではありません。

2026年6月期は、

売上高 1,001億円
前年比 +74.5%

営業利益 247.9億円
前年比 +160.0%

純利益 160.3億円
前年比 +147.9%

まで伸びました。

営業利益率はなんと、

約24.8%。

かなり高収益です。Yahoo!ファイナンス


👀 ただし2027年6月期を見ると……

ここは注意。

会社予想は、

売上高 1,010億円
前年比 +0.9%

営業利益 265億円
前年比 +6.9%

純利益 177億円
前年比 +10.4%

です。株探

つまり2026年6月期のような、

「売上+74%!」

という成長がそのまま続く予想ではありません。

ここで今回の大口受注が効いてきます。

証券会社側では、この大口受注や電極向け触媒需要などを踏まえ、**2027年6月期から3年間の営業利益成長率を年平均約11%**と予想しています。みんかぶ

会社計画を上回ってくるのか。

ここが今後の焦点になりそうです。


💰 PERは意外と……

9月25日時点では株価上昇によって数字も動いていますが、

予想PER 約16倍
PBR 約3.7倍
ROE 約22%
時価総額 約3,000億円

という水準です。Yahoo!ファイナンス

PBRだけ見ると安くありません。

一方で、

営業利益率約25%
ROE約22%
AIデータセンター関連需要
希少金属の高い加工技術
ニッチ市場での高シェア

という特徴があります。

だからフルヤ金属を見るときは、

「PER16倍だから安い!」

だけではなく、

この高い利益率と成長を維持できるか

を見る必要がありそうです。


🏭 しかも生産能力を増やしている

もう一つ気になるニュースがあります。

フルヤ金属は9月15日、新千歳工場の竣工式を実施。

約45億円を投じ、生産能力を従来比約2倍に増強しています。株式会社フルヤ金属

ここ、まろぴーは結構気になります。

需要が伸びる。

大口受注が入る。

そして生産能力も増やす。

この3つがきれいにつながってくるなら、

「需要はあるけど作れません」問題を解消して、次の成長につなげられる可能性

があります。

今回の大口受注と合わせて、新工場の稼働状況も追いたいところ。


⚠️ もちろんリスクもある

一番分かりやすいのが、

貴金属価格。

フルヤ金属はイリジウム、ルテニウム、プラチナなどを扱います。

原材料価格の変動や為替によって、売上高や在庫評価などの数字が大きく動くことがあります。

さらに今年の株価は、

3,510円 → 一時11,880円

とすでに大幅上昇。

業績が良くても、短期的にはかなり期待を織り込んでいる可能性があります。

そして今回の「大口受注」は現時点では証券会社のレポートをもとに報じられている内容なので、会社からの正式な受注額などが開示されたわけではありません。

ここは分けて考えておきたいです。


🐥 まろぴーが今後見るポイント

まろぴーがチェックしたいのは、

① 光アイソレーター向け需要がどこまで伸びるか

② 今回報じられた大口受注の業績寄与

③ 新千歳工場の能力増強効果

④ 2027年6月期会社予想を上回れるか

⑤ AIデータセンター向け需要が継続するか

この5つ。

特に①と②ですね。

もし光通信需要の拡大が一時的ではなく、

AIデータセンターの構造的な成長

に乗っているのであれば、フルヤ金属を見る目も少し変わってきます。


🐥 まとめ

今日のフルヤ金属急騰。

最初は、

「証券会社の目標株価引き上げかぁ」

くらいに思っていました。

でも掘ってみると……

AIデータセンター
↓
光通信
↓
光アイソレーター
↓
イリジウム・プラチナるつぼ
↓
フルヤ金属

という面白いルートがありました。

しかもフルヤ金属は、結晶育成用イリジウムるつぼなどで世界トップクラスのシェアを持つ企業。株式会社フルヤ金属

AI相場って、

GPUだけじゃない。

半導体製造装置だけでもない。

「その部品を作るために必要な、さらに奥の材料・製造技術」

まで見ていくと、まだ知られていない企業が出てきます。

こういう会社、まろぴー好きです😂

フルヤ金属。

今後もAI光通信需要と一緒に追いかけてみます👀📈


この記事は参考になりましたか?
参考になった!もうひと声!

コメント

タイトルとURLをコピーしました