【ZenmuTechが2日連続S高】サイバーセキュリティ小型株に資金流入!「秘密分散」の正体とは?

企業深掘

こんにちは、まろぴーです🌸

10月1日の日本株。

マイクロンの好決算をきっかけに、

アドバンテスト!
レーザーテック!
イビデン!
キオクシア!

と、AI・半導体関連が一気に上昇しました。

さらに、まろぴーが信用買い残の減少に注目していたさくらインターネットも+10%超。

👉 さくらインターネット、信用買い半減から+10%急騰!AI・GPU事業を深掘り

「今日は大型AI・半導体の日か~」

と思っていたんですが……

値上がりランキングを見ていると、

小型株にも資金来てない?👀

その中で気になったのが、

ZenmuTech(338A)

10月1日の株価は、

終値 4,010円
前日比 +700円
+21.15%
ストップ高

さらに年初来高値を更新しました。出来高も258万株まで膨らんでいます。Yahoo!ファイナンス

しかも前日に続く強い値動き。

そして面白いのが、

サイバーセキュリティ関連の小型株が同時に物色され始めていること。

以前からまろぴーの株ラボでは、

「AIの次にサイバーセキュリティが大きなテーマになるんじゃない?」

と追いかけてきました。

👉 サイバーセキュリティ株6社を徹底比較した記事はこちら

大型株中心だったテーマに、小型株まで資金が広がってきたのか。

今回はZenmuTechを深掘りしてみます🌸


ZenmuTechって何の会社?

まずここから。

まろぴーも最初は、

「ZenmuTech……何してる会社?😂」

でした。

ZenmuTechは、

データそのものを守るサイバーセキュリティ企業

です。

その最大の特徴が、

「秘密分散」

という技術。

ZenmuTechはユーザーのデータを分散させることで、データを**「無意味化」**して保護する技術を展開しています。株式会社ZenmuTech

「無意味化ってどういうこと?」

となりますよね。


「秘密分散」を超ざっくり説明すると

例えば、

「まろぴーの秘密の株メモ」

という重要なデータがあったとします。

普通にPCへ保存していれば、

📁 maropy-kabu.xlsx

というデータそのものが存在します。

これを盗まれれば、中身を読まれてしまう可能性があります。

そこでZenmuTechの「秘密分散」。

元のデータを分散して、

Aだけ盗んでも意味不明。

Bだけ盗んでも意味不明。

必要なときに組み合わせることで、初めて元のデータとして利用できる。

つまり、

「絶対に盗まれないようにする」

だけではなく、

「盗まれても意味のあるデータとして使わせない」

という発想です。

これがZenmuTechの面白いところ。


主力製品は「ZENMU Virtual Drive」

この秘密分散技術を利用している代表的なサービスが、

ZENMU Virtual Drive

です。

PC内のデータを秘密分散することで、端末紛失や盗難などが発生した場合の情報漏洩リスクを抑える仕組みです。

ZenmuTechはこれを、VDIとの併用・移行にも対応する「セキュアFATソリューション」として展開しています。株式会社ZenmuTech

さらに2026年3月には、デジタル庁の**デジタルマーケットプレイス(DMP)**にもZENMU Virtual Driveを登録。

行政機関や自治体が検索・選択・調達しやすい環境も整えています。株式会社ZenmuTech

つまりZenmuTechは、

企業だけではなく官公庁・自治体需要も狙える会社

ということになります。


そして今、医療サイバーセキュリティへ

ここが最近の重要材料。

ZenmuTechは9月1日、医療AIプラットフォーム技術研究組合「HAIP」と共同で、

「秘密分散プロキシ技術」を使ったサイバーセキュリティ事業

を開始しました。

しかも、この技術は共同開発して特許も取得済みです。株式会社ZenmuTech

ターゲットとしているのが、

医療機関。

近年問題になっている、

ランサムウェア攻撃
情報漏洩
病院システム停止

などへの対策です。

ここでZenmuTechが掲げている考え方が面白い。

「完全防御」から「サイバーレジリエンス」へ

というものです。株式会社ZenmuTech


「侵入させない」だけじゃない

従来のサイバーセキュリティは、

外部から侵入させない

という防御が中心でした。

もちろん今でも重要です。

でもサイバー攻撃が高度化してくると、

「そもそも100%侵入を防げるの?」

という問題が出てきます。

そこで、

侵入される可能性も想定する
↓
重要データを守る
↓
攻撃を受けても事業を継続する

という考え方が重要になってきます。

ZenmuTechの秘密分散技術は、

「侵入後のデータ保護」

という部分に特徴があります。

ここが一般的なセキュリティソフトとはちょっと違う。


既存のサイバーセキュリティ銘柄とも違う

以前まろぴーの株ラボでは、

トレンドマイクロ
ソリトンシステムズ
HENNGE
GSX
FFRIセキュリティ
サイバーセキュリティクラウド

の6社を比較しました。

👉 サイバーセキュリティ株6社比較|純度・技術力・業績・割安度を比較

でもZenmuTechは、その6社とも少し違います。

例えば、

ソリトンシステムズ

は認証・ネットワークセキュリティなどに強い。

👉 ソリトンシステムズを深掘りした記事はこちら

FFRIセキュリティ

なら、未知のマルウェア解析や国産セキュリティ、防衛・経済安全保障などが特徴。

サイバーセキュリティクラウド

ならWAFを中心としたWeb防御。

それに対してZenmuTechは、

「データそのものを無意味化して守る」

というところに特徴があります。

同じ「サイバーセキュリティ関連株」でも、中身はかなり違うんですよね。


さらに「秘密計算」という技術も

ZenmuTechにはもうひとつ面白い技術があります。

それが、

秘密計算

です。

ZenmuTechは秘密分散を発展させ、

データを秘匿した状態で活用する技術

にも取り組んでいます。株式会社ZenmuTech

これ、AI時代には結構面白い。

生成AIが普及すると、

企業が持っている顧客情報
研究データ
医療データ
社内機密情報

などをAIで利用したい場面が増えます。

でも、

「そのデータを外に出して大丈夫なの?」

という問題が当然出てきます。

だから、

AI × データ活用 × サイバーセキュリティ

という市場が大きくなれば、

ZenmuTechの秘密分散・秘密計算という技術が活躍できる領域も広がる可能性があります。


事業領域もさらに拡大する

ZenmuTechは8月、

「秘密分散ストレージ」

と、

「ZENMU Virtual Drive for Mac」

の開発開始も発表しています。

これまでWindows PC向けで培ってきた技術を、

クラウド
NAS
Mac

まで広げようとしています。

いずれも2027年春ごろのリリースを予定しています。株式会社ZenmuTech

つまり、

Windows PCの情報漏洩対策企業

から、

より広いデータセキュリティ企業へ

事業領域を広げようとしている段階なんですね。


じゃあ業績も絶好調なの?

ここは冷静に見たい👀

ZenmuTechはまだ、

売上規模10億円前後の小型企業

です。

そして直近の上期では営業赤字。

会社側は下期偏重の計画としているものの、

「2日連続S高=業績が爆発的に伸びている」

というわけではありません。

ここは重要です。

現在の株価には、

秘密分散
医療サイバーセキュリティ
ランサムウェア対策
行政・自治体DX
AI
秘密計算

などへの将来期待もかなり含まれていると考えた方がよさそうです。


時価総額は約109億円

10月1日終値4,010円時点で、時価総額は約109億円。

予想PERは約36倍、PBRは約14倍です。Yahoo!ファイナンス

ここは面白いところ。

時価総額100億円程度の会社なので、

事業が一気に拡大したときのインパクトは大きい。

その一方、

期待が先行しすぎたときの値動きも当然大きくなる。

まさに小型テーマ株です。


そして今回まろぴーが気になったこと

ZenmuTechだけを見ていると、

「個別材料で2連S高した銘柄」

に見えます。

でも今日の相場全体を見ると、ちょっと違う景色も見えます。

以前から追いかけていたサイバーセキュリティ関連でも、FFRIセキュリティなどが物色されました。

まろぴーの株ラボでは9月中旬からサイバーセキュリティをテーマとして追っていて、ソリトンも9月24日に上場来高値を更新しています。まろぴーの株ラボ

つまり、

サイバーセキュリティというテーマ自体に資金が入り始めている可能性

は意識しておきたい。


大型AIから小型サイバーセキュリティへ?

今日10月1日の流れを並べると面白い。

マイクロン好決算

↓

大型半導体が急騰

↓

AIインフラのさくらインターネットも+10%超

↓

ZenmuTechなど小型サイバーセキュリティ株にも資金

こんな広がり方になっています。

さくらインターネットについては、まろぴーも信用買い残の半減に注目していました。

👉 信用整理が進んでいた「さくらインターネット」を改めて深掘り

大型半導体だけで終わらず、

AIインフラ

そして、

サイバーセキュリティ

へ資金が広がっているのか。

ここは明日以降もチェックしたいです。


ただし「小型株相場が始まった」とはまだ言えない

ここは注意。

今日ZenmuTechが強かったからといって、

「大型株から小型株への資金移動が始まった!」

と決めつけるのはまだ早いと思います。

むしろ現時点では、

小型株全体ではなく、材料とテーマを持った小型株が選別されている

と考える方が自然。

だから見るべきなのは、

小型株なら何でもいい

ではなく、

次にどのテーマへ資金が広がるか。

です。


🌸まろぴーのまとめ

ZenmuTech。

最初は、

「なんでこんな上がってるの?😂」

から調べ始めました。

でも中身を見ると結構面白い会社でした。

最大の特徴は、

「データを盗ませない」だけではなく「盗まれても意味のない状態にする」

という秘密分散技術。

さらに、

秘密分散
× 医療
× ランサムウェア対策
× 自治体DX
× AI
× 秘密計算

と、今後広がりそうなテーマをかなり持っています。

一方で、

まだ売上規模は小さい。
上期は営業赤字。
株価は2日連続S高。

ここは忘れちゃいけない。

だからまろぴーとしては、

「2連S高だから飛び乗る!」

というより、

「サイバーセキュリティの物色が小型株まで広がってきたのか?」

を見るための銘柄として追いかけたいです👀

これまで追ってきた、

👉 サイバーセキュリティ株6社比較
👉 ソリトンシステムズ深掘り

に今回のZenmuTechを加えると、

大型・中型だけではなく、小型サイバーセキュリティ株まで物色範囲が広がってきた

という新しい変化が見えてきます。

そして今日は、

半導体 → AIインフラ → サイバーセキュリティ

と資金が広がりました。

次はどこまで波及するのか。

まろぴー、明日も小型株までちゃんと見ます🌸

※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身でお願いいたします。

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