株のチャートを見ると、必ず並んでいる「ローソク足」。
最初は、
「赤と青の棒がいっぱい並んでる……」
くらいにしか見えないかもしれません😂
でもローソク足が読めるようになると、その時間に買った人と売った人の攻防が少しずつ見えてきます。
今回はローソク足の基本から、大陽線・大陰線・上ヒゲ・下ヒゲ・十字線、さらに包み足や赤三兵まで、初心者向けにまとめていきます。
そして後半では、まろぴーがかなり好きな形、
「陰線を丸ごと飲み込む包み陽線」
についても詳しく見ていきます🌸
そもそもローソク足とは?
ローソク足1本には、一定期間の4つの価格が詰まっています。
始値・高値・安値・終値
です。
例えば日足なら「1日」、5分足なら「5分間」の値動きを1本のローソク足で表しています。
ローソク足の太い部分が実体。
上下に伸びている細い線がヒゲです。
終値が始値より高ければ陽線、終値が始値より安ければ陰線になります。
まずはここがローソク足の基本です。
大陽線|買いの勢いが強い
始値から大きく上昇して終わったローソク足です。
実体が長く、
「今日は買い手がかなり強かった」
ことを表しています。
特に下落が続いたあとに大陽線が出たり、抵抗線を大陽線で突破したりすると、相場の雰囲気が変わるきっかけになることがあります。
ただし、高値圏で突然大陽線が出たからといって「さらに上がる」とは限りません。
ここで重要になるのがどこで出た大陽線なのかです。
大陰線|売りの勢いが強い
大陽線の反対です。
始値から大きく下落し、安値圏で取引を終えた状態。
売り圧力が強かったことが分かります。
特にそれまで機能していた支持線を大陰線で割ってしまった場合は注意。
逆に長く下落したあと、出来高を急増させながら大陰線が出た場合は、投げ売りが一気に出た可能性もあります。
つまり、
大陰線=必ず弱い
ではありません。
ここでも「どこで出たか」が重要です。
上ヒゲ|上では売られた
例えば株価が1,000円からスタート。
途中で1,100円まで上昇したものの、最後は1,020円まで押し戻された。
こんな値動きをすると長い上ヒゲができます。
つまり、
一度は買われたけれど、高いところでは売りが強かった
という痕跡です。
高値圏で長い上ヒゲが出ると、利益確定売りなどが強くなっている可能性があります。
下ヒゲ|下では買われた
下ヒゲはその逆。
一度大きく売られたものの、そこから買いが入り、株価が戻ってきた形です。
例えば、
1,000円 → 900円 → 990円
という値動きなら、
900円付近では買いたい人がかなりいた
ことが分かります。
特に支持線付近や大きく下落したあとの長い下ヒゲは、反発を考える材料のひとつになります。
十字線|買いと売りが拮抗
始値と終値がほぼ同じになると、実体がほとんどない十字のようなローソク足になります。
これが十字線です。
買い手と売り手の力が拮抗している状態。
そのため、上昇や下落が続いたあとに十字線が出ると、
「いままで一方的だった流れが止まり始めた?」
と考える材料になります。
ただし、十字線が出ただけでトレンド転換が確定するわけではありません。
ローソク足は「2本」で見るともっと面白い
ここまでは1本のローソク足を見てきました。
でも、まろぴーが特に重視しているのは、
前のローソク足との関係です。
ここからローソク足が一気に面白くなってきます👀
🌸まろぴーが好きな形「包み陽線」
個人的にかなり好きなのがこれ。
陰線を、次の陽線が丸ごと包み込む形。
いわゆる**包み陽線(陽の包み足)**です。
例えば、
1日目 → 陰線
2日目 → 大きな陽線
となり、2日目の陽線の実体が1日目の陰線の実体をすっぽり包み込みます。
これを見ると、
「昨日の売り、全部飲み込んだ!?」
と、まろぴーはちょっと注目します👀
なぜなら前日は売り手が優勢だったのに、翌日はその値動きをひっくり返すほど買われたからです。
包み陽線は「出る場所」が大事
ただし、
包み陽線が出た=買い
ではありません。
まろぴーが特に見たいのは、
下落したあとや安値圏で出る包み陽線。
さらに、
出来高が増えている
重要な支持線付近で出ている
VWAPを回復している
翌日のローソク足がさらに高値を更新する
といった条件が重なってくると、より注目したくなります。
形だけではなく、
「どこで・どれくらいの出来高を伴って出たのか」
まで見るのがポイントです。
出来高についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
関連記事:出来高の見方|急増したら買い?高値圏と安値圏では意味が違う
包み陰線はその逆
もちろん反対もあります。
陽線が出た翌日、その陽線を大きな陰線が丸ごと包み込んでしまう形です。
これが包み陰線(陰の包み足)。
特に上昇が続いた高値圏で出た場合、
「買い優勢だった流れを売りがひっくり返した」
可能性があります。
包み陽線とセットで覚えておくと分かりやすいです。
はらみ足|勢いが小さくなった?
包み足とは逆に、次のローソク足が前の大きなローソク足の中に収まる形です。
これがはらみ足。
例えば大陽線の翌日に小さなローソク足が出て、その値動きが前日の範囲内に収まった場合、
それまでの強い勢いが一度止まった可能性があります。
ここからどちらに抜けるのかを見るのがポイントです。
赤三兵|陽線が3本続く
陽線が3本連続して上昇していく形を赤三兵と呼びます。
特に安値圏から、
陽線
↓
陽線
↓
陽線
と切り上がっていく場合、買いの勢いが続いていることが分かります。
ただし、すでに大幅上昇した高値圏で陽線が3本並んだからといって、そこから買えばいいわけではありません。
ローソク足はやっぱり場所が重要です。
黒三兵|陰線が3本続く
赤三兵の反対。
陰線が3本続いて安値を切り下げていく形です。
売りの勢いが続いている状態なので、下落トレンドでは注意したい形。
特に支持線を割りながら陰線が続いている場合は、
「そろそろ反発するはず」
だけで逆張りするのは慎重になりたいところです。
ローソク足だけで売買を決めない
ここが今回の記事で一番伝えたいところです。
例えば長い下ヒゲ。
安値圏なら、
「下では買いが入った」
と考えられます。
でも大きく上昇した高値圏で同じ形が出た場合、意味は少し変わってきます。
包み陽線も同じです。
下落トレンドの途中で1回出ただけなら、そのまま再び売られてしまうこともあります。
だからローソク足は、
出来高
VWAP
移動平均線
支持線・抵抗線
株価がいる位置
と組み合わせて考えます。
ローソク足+出来高はかなり重要
まろぴーがローソク足を見るとき、かなり気にしているのが出来高です。
例えば同じ包み陽線でも、
出来高がほとんど増えていない包み陽線と、
出来高が急増しながら前日の陰線を丸ごと飲み込んだ包み陽線
では印象が違います。
後者なら、
「実際にかなり多くの売買が行われながら買い側が押し返した」
と見ることができます。
ローソク足が値動きの形なら、
出来高はその値動きにどれくらい参加者がいたのかを見る材料。
この2つはセットで見たいところです。
VWAPと組み合わせるとデイトレでも使いやすい
デイトレならVWAPとの位置関係もチェックします。
例えば朝から売られていた銘柄が、
長い下ヒゲ
↓
包み陽線
↓
出来高増加
↓
VWAP回復
となってきたら、
単純に包み陽線が1本出ただけの場合より、状況を判断する材料が増えます。
VWAPについてはこちらで詳しく解説しています。
関連記事:VWAPとは?デイトレでの見方と使い方を初心者向けに解説
初心者がまず覚えたいローソク足5つ
全部を一気に暗記する必要はありません。
まろぴーなら、まずこの5つから覚えます。
① 大陽線
② 大陰線
③ 長い上ヒゲ
④ 長い下ヒゲ
⑤ 包み陽線
特に、
「この形が出たら上がる」
と暗記するのではなく、
なぜこの形になったのか?
を考えてみてください。
長い上ヒゲなら、
「一度上がったけど売られた」
長い下ヒゲなら、
「一度売られたけど買い戻された」
包み陽線なら、
「前日の売りを翌日の買いがひっくり返した」
と考える。
そうするとローソク足がただの赤や青の棒ではなく、買い手と売り手の攻防の記録に見えてきます。

まとめ|ローソク足は「形」より「なぜそうなったか」
ローソク足にはたくさんの種類があります。
でも名前を全部暗記する必要はありません。
大切なのは、
そのローソク足になるまでに、株価がどう動いたのか。
そして、
どこでその形が出たのか。
まろぴーが好きな包み陽線も、それだけで反転を保証してくれる魔法のローソク足ではありません。
でも、
下落後
+包み陽線
+出来高増加
+支持線
+VWAP回復
のように複数の材料が重なってくると、チャートを見る面白さは一気に増してきます🌸
まずはローソク足を「形」で覚えて、次に出来高やVWAPと組み合わせる。
ここまでできるようになると、チャートから読み取れる情報がかなり増えてくると思います。
※本記事は株式投資に関する一般的な情報提供を目的としたもので、特定の銘柄や売買を推奨するものではありません。チャートパターンは将来の値動きを保証するものではありません。投資判断はご自身でお願いいたします。



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