サイバーセキュリティ関連株の中で、かなり気になる動きが出てきました👀
ソリトンシステムズ(3040)が9月24日、上場来高値を更新!
終値は2,670円、前日比+171円(+6.84%)。
高値は2,677円まで上昇しました。Yahoo!ファイナンス
🐣「ソリトン、最近ずっと強くない……?」
実はまろぴーの株ラボでは、以前にサイバーセキュリティ関連6社を比較したときにもソリトンを取り上げています。
👉 サイバーセキュリティ株6社比較!純度・技術力・業績・割安度を徹底比較
そのときから気になっていた会社なのですが、今回改めて調べてみると、
「サイバーセキュリティ関連株だから強い」
だけではありませんでした。
自社開発製品、自治体、GIGAスクール、クラウドセキュリティ。
さらに掘っていくと、映像伝送やドローンまで出てきます。
今回は、
ソリトンってそもそも何の会社?
なぜ利益が急増している?
サイバーセキュリティ分野では何が強い?
今後もこの成長は続く?
ここまで一気に深掘りしてみます🌸
ソリトンシステムズが上場来高値を更新!
まず9月24日の動きから。
ソリトンは一時2,677円まで上昇し、8月14日に付けていた上場来高値2,593円を更新しました。
市場で改めて注目されているのが、
自治体のセキュリティ強靱化
GIGAスクール構想第2期
クラウドセキュリティ需要
独自開発製品の好調
大幅な利益成長
です。みんかぶ
つまり今回は、突然大型材料が出てストップ高になったタイプではありません。
🐣「これまで積み上げてきた業績の強さが、改めて評価されてる感じ?」
まろぴーはそんな印象を持っています。
そもそもソリトンシステムズって何の会社?
ソリトンシステムズは、企業や自治体などに向けてITセキュリティ製品やサービスを提供している会社です。
特に強いのが、
認証
ネットワークセキュリティ
情報漏洩対策
クラウドセキュリティ
といった分野。
そしてソリトンを見るうえで重要なのが、
「自社製品を持っている」
というところです。
単純に海外製のセキュリティソフトを仕入れて販売する会社ではなく、自社で製品・サービスを開発しています。
これが現在の利益率改善にもつながっています。Yahoo!ファイナンス
「認証」にめちゃくちゃ強い
代表的な製品の一つが、
SmartOn ID
です。
顔認証やICカードなどを使って、
「本当にこの人がPCを使っていい人なの?」
を確認する仕組みですね。
そしてSmartOn IDは、富士キメラ総研の調査を根拠として22年連続国内シェアNo.1をうたっています。株式会社ソリトンシステムズ
🐣「22年!? 思ったよりずっと強かった!」
生成AIが普及して便利になるほど、企業側では、
誰がアクセスしたのか
どの端末から入ったのか
その人にアクセス権限があるのか
という管理が重要になります。
AI時代だからこそ、「入口を守る認証」は地味だけど重要。
ここがソリトンの強みの一つです。
自治体・GIGAスクールも追い風
さらに現在の成長を支えているのが、
自治体セキュリティとGIGAスクール構想第2期。
学校では1人1台端末が普及しました。
でも端末を配って終わりではありません。
次は、
ネットワークをどう守る?
クラウドをどう安全に使う?
先生や生徒のIDをどう管理する?
という問題が出てきます。
ここにソリトンの認証・ネットワークセキュリティ技術が刺さります。
9月24日の株価上昇でも、自治体強靱化やGIGAスクール第2期を背景としたネットワーク強化、クラウドセキュリティ需要が注目されました。株探
そして業績がかなり強い
ここからが投資家として一番気になるところ👀
2026年12月期中間期は、
| 2025年中間期 | 2026年中間期 | 前年同期比 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 87.10億円 | 100.22億円 | +15.1% |
| 営業利益 | 7.93億円 | 17.77億円 | +124.0% |
| 純利益 | 5.77億円 | 14.47億円 | +150.8% |
売上高+15%に対して、
営業利益+124%。
ここがすごい。Yahoo!ファイナンス
🐣「売上が2倍になったわけじゃないのに、なんで利益は2倍以上なの?」
これにはちゃんと理由があります。
利益急増の正体は「自社製品」
ソリトンは現在、自社製品・サービスを中心とした収益構造への転換を進めています。
2026年上期は、利益率の高い自社製品・サービスの構成比が上昇。
その結果、
売上総利益+29.9%
営業利益+124%
という、売上以上の利益成長につながりました。Yahoo!ファイナンス
つまり、
たくさん売ったから儲かった
だけではなく、
利益率の高いものが売れるようになったから、さらに儲かるようになった
ということ。
ここ、かなり重要だと思います🌸
営業利益39億円へ上方修正!
そして会社は2026年12月期の業績予想を上方修正。
売上高223億円
営業利益39億円
を予想しています。
2025年12月期の営業利益は28.44億円だったので、約37%増となる計画です。Yahoo!ファイナンス
しかも営業利益39億円は、
過去最高益を更新する見通し。
さらに会社によれば、中期経営計画で2027年12月期に掲げていた目標を1年前倒しで達成する見込みです。Yahoo!ファイナンス
🐣「あれ? 思っていたより成長スピード速くない?」
今回ソリトンを深掘りして、まろぴーが一番気になったのもここでした。
ただし「今年だけ」の需要には注意
もちろん、全部が綺麗な成長というわけではありません。
2026年上期には、主力製品NetAttest EPSの旧バージョンが6月末にEOLを迎えたことで、更新需要が発生しています。Yahoo!ファイナンス
つまり、
2026年には特需的な部分も含まれている
ということ。
ここはちゃんと覚えておきたい。
2027年以降を見るときは、
更新需要が一巡したあとでも営業利益を伸ばせるのか?
が重要になります。
39億円を達成すること以上に、39億円の次をどう作るかが次の焦点になりそうです。
株価はもう上がりすぎ?
ここも確認しておきます。
9月24日の終値は2,670円。
年初来安値は3月31日の1,650円だったので、安値から約62%上昇しています。
9月24日時点では、
PER 18.54倍
PBR 3.49倍
となっています。Yahoo!ファイナンス
上場来高値を更新しているので、チャートだけ見ればかなり高いところ。
ただし営業利益も大きく伸びています。
だから、
「株価が上がった=割高」
だけでは判断しにくい。
株価上昇と利益成長のどちらが速いのかを見る必要があります。
以前のサイバーセキュリティ6社比較でも、ソリトンは業績面でかなり気になる存在でした。
👉 サイバーセキュリティ株6社比較!ソリトン・HENNGE・FFRIなどを徹底比較
今回の上方修正を踏まえると、改めて他社と比較してみるのも面白そうです。
実はソリトン、映像伝送もやっている
そしてここから、ちょっとソリトンの見え方が変わります。
セキュリティだけではありません。
ソリトンは映像コミュニケーション事業も展開しています。
離れた場所から映像をリアルタイムで伝送する技術を持っていて、この技術は災害現場や警備などとも相性があります。
そして、その先に出てくるのが……
ドローン。
🐣「またドローン出てきた!」
まろぴーの株ラボ、調べてると最近だいたいドローンに着地します😂
ドローンは飛ばすだけではダメ。
遠隔地で撮影した映像を、
リアルタイムで
安定して
安全に
送る必要があります。
この「映像を送る」部分にもソリトンの技術が使えます。
ドローン関連株については、FIGとテラドローンの違いも以前かなり深掘りしました。
👉 FIGは「隠れドローン株」?テラドローンとの違いを深掘り
サイバーセキュリティ×ドローン×公共安全
ここがソリトンの面白いところ。
中心はもちろんITセキュリティ。
でも周囲を見ると、
自治体DX
教育DX
クラウド
映像伝送
ドローン
防災・公共安全
へ技術がつながっています。
最近は防衛・災害対応でも「無人化」が大きなテーマになっています。
株ラボでは三菱重工のPFN出資を起点に、テラドローンやティアフォーまでつながる無人化についても調べています。
👉 防衛×AIが新テーマ?三菱重工・テラドローン・ティアフォーまでつながる「無人化」の波
セキュリティ企業としてソリトンを見るだけでなく、
「安全に人・端末・データ・映像をつなぐ会社」
と考えると、事業全体がかなり分かりやすくなります。
今後チェックしたいポイント
まろぴーがこれから追いたいのは4つ。
① 営業利益39億円を達成できるか
まずは上方修正した数字をしっかり達成できるか。
② 更新特需の反動
NetAttest EPSの更新需要が一巡した2027年以降も利益成長を続けられるか。
③ クラウドセキュリティの成長
企業・自治体のクラウド移行が続くなか、自社サービスをどこまで伸ばせるか。
④ 映像伝送など第2、第3の柱
現状の主役はITセキュリティですが、それ以外の技術がどこまで育つのかも面白いところです。
まろぴーのまとめ🌸
最初は、
🐣「サイバーセキュリティ関連で今日上がってるな」
くらいだったソリトン。
でも深掘りすると、かなり印象が変わりました。
2026年中間期
売上高 +15.1%
営業利益 +124.0%
純利益 +150.8%
そして通期営業利益予想は、
28.44億円 → 39億円。
さらに2027年の中期計画目標を1年前倒しで達成する見通しです。Yahoo!ファイナンス
一方で、2026年には製品更新需要という特殊要因もあります。
だから次に見るべきなのは、
「今年すごい」ではなく「来年もすごいのか?」
ここだと思います👀
株価は上場来高値。
業績も過去最高益更新予想。
株価だけが先走っているのか、それとも利益成長がさらに追いついてくるのか。
次の決算でも追いかけたい会社になりました🌸
👉 FIGとテラドローンのドローン事業を比較した記事はこちら
※本記事は公開情報をもとにした企業分析であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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