「SRSホールディングス」って聞いて、すぐに何の会社かわかりますか?
まろぴーは最初、
「SRS……何屋さんだろ?🤔」
という感じでした。
でも、傘下のお店を見ると一気にわかりやすくなります。
「和食さと」
「にぎり長次郎」
「家族亭」
「得得」
「うまい鮨勘」
「回転すし北海道」
「宮本むなし」
実はSRSホールディングスは、こうした外食ブランドを多数抱える東証プライム上場の外食グループです。
そして2026年9月から、このSRSの株主優待が大きく変わります。
これまで優待をもらうためのハードルが高かったSRSですが、ついに100株から株主優待の対象に。
今回は、
「SRSってそもそも何の会社?」
というところから、業績、株主優待、必要資金、そして今の株価までまとめて調べてみます。
SRSホールディングスって何の会社?
SRSホールディングス(8163)は、外食・中食事業を展開する企業グループの持株会社です。
2026年3月期の連結売上高は764億円。
2026年8月時点ではグループ全体で791店舗を展開しています。
主力ブランドとして有名なのが、
「和食さと」
です。
しゃぶしゃぶ・すき焼きの食べ放題「さとしゃぶ」などで知られる和食ファミリーレストランですね。
でも、SRSは「和食さとの会社」だけではありません。
SRSグループの主なブランド
| ジャンル | 主なブランド |
|---|---|
| 和食ファミレス | 和食さと |
| 天丼・天ぷら | さん天 |
| 寿司 | にぎり長次郎・CHOJIRO |
| そば・うどん | 家族亭・得得 |
| 寿司 | うまい鮨勘 |
| 寿司 | 回転すし北海道・すし弁慶 |
| 定食 | 宮本むなし |
| その他 | 鶏笑・ビフテキ牛ノ福など |
さらに2026年には、SRSは寿司事業をかなり強化しています。
2026年7月には「うまい鮨勘」などを展開するアミノをグループ化。
そして8月には京樽の子会社化も発表しました。
つまりSRSは、
「和食さとを中心とした外食企業」から、寿司・そば・うどん・定食まで抱える総合和食グループへ
かなり広がってきています。(SRSホールディングス)

そして2026年9月、株主優待が大きく変わる!
ここからが今回の本題。
SRSは2026年6月に株主優待制度の変更を発表しました。
最大の変更点は、
優待をもらえる最低保有株数が100株まで引き下げられたこと。
さらに7月には1,000株以上の株主についても優待内容を拡充。
新制度は2026年9月末の株主から適用されます。
新しい株主優待はいくらもらえる?
新制度はこちら。
| 保有株数 | 3月 | 9月 | 年間 |
|---|---|---|---|
| 100~499株 | 1,000円 | 1,000円 | 2,000円 |
| 500~999株 | 6,000円 | 6,000円 | 12,000円 |
| 1,000~1,999株 | 13,000円 | 13,000円 | 26,000円 |
| 2,000株以上 | 27,000円 | 27,000円 | 54,000円 |
ここで注目したいのが、
500株から優待額が一気に増えること。
100株では年間2,000円ですが、500株なら年間12,000円。
単純に「100株が一番お得」とは限らない設計になっています。(SRSホールディングス)
じゃあ、いくらあれば買える?
2026年9月18日のSRS株は1,519円。
その株価で単純計算すると、
| 保有株数 | 必要資金 | 年間優待 |
|---|---|---|
| 100株 | 約15.2万円 | 2,000円 |
| 500株 | 約76.0万円 | 12,000円 |
| 1,000株 | 約151.9万円 | 26,000円 |
| 2,000株 | 約303.8万円 | 54,000円 |
優待だけで単純計算した利回りは、およそ
100株:約1.32%
500株:約1.58%
1,000株:約1.71%
2,000株:約1.78%
となります。
面白いですね。
普通は100株の優待利回りを高く設定する企業も多いですが、SRSの場合は保有株数を増やすほど優待利回りも少し上がる設計になっています。
ただし、当然ながら必要資金も大きくなります。
特に2,000株は300万円を超えるので、優待目的だけで考える金額ではなくなってきます。
株価は2026年9月18日終値ベース。(Yahoo!ファイナンス)
どのお店で使える?
ここもSRS優待の面白いところ。
優待券は「和食さと」だけではありません。
和食さと
さん天
にぎり長次郎
CHOJIRO
家族亭
得得
うまい鮨勘
回転すし北海道
すし弁慶
ビフテキ牛ノ福
など、国内のさまざまなSRSグループ店舗で利用できます。
しかも1回に使える優待券の枚数に制限なし。
家族やグループで食事して、一気に使うこともできます。(SRSホールディングス)
注意!「かつや」「からやま」では使えない
ここは間違えやすいポイント。
SRSグループには「かつや」「からやま」を展開するサト・アークランドフードサービスもあります。
ところが、
SRSの株主優待券は「かつや」「からやま」では利用できません。
会社側も優待ページで明記しています。
「グループだから使えるでしょ!」
と思って持っていくと悲しいことになるので注意です😂 (SRSホールディングス)
優待だけじゃない。業績もかなり伸びている
ここが今回調べていて気になったところ。
SRSの売上高は、
2023年3月期:545億円
2024年3月期:602億円
2025年3月期:675億円
2026年3月期:764億円
と拡大しています。
2026年3月期は前年比13.3%増収。
営業利益も、
26.8億円 → 30.5億円
と前年比13.9%増えました。
コロナ禍で大きく落ち込んだ外食企業ですが、現在は売上だけでなく営業利益もしっかり回復しています。(SRSホールディングス)
2030年には売上1,150億円を目指す
SRSは中期経営計画「SRS VISION 2030」で、
2030年3月期 売上高1,150億円
を目標に掲げています。
2026年3月期実績764億円から考えると、まだかなり成長させる計画です。
店舗数についても2030年3月期に1,180店舗を目標としています。
ただし、2026年3月期の期末店舗数は780店舗で、当初計画819店舗には届きませんでした。
目標数字だけを見るのではなく、今後の出店やM&Aが実際に利益成長につながるかはチェックしておきたいところです。(SRSホールディングス)
株価はすでに優待拡充を評価している?
ここは結構重要です。
SRS株は2026年6月2日に年初来安値1,117円をつけました。
その後上昇し、8月31日には年初来高値1,608円。
9月18日は1,519円です。
6月安値から見ると約36%上昇しています。
つまり、
「優待が拡充されたから今から買えばOK!」
と単純に考えるのは少し注意したいところ。
優待拡充や事業拡大への期待が、すでにある程度株価に織り込まれている可能性も考えておきたいです。(Yahoo!ファイナンス)
PERもそれなりに高い
9月18日時点では、
予想PER:約34.9倍
PBR:約3.55倍
予想配当利回り:約0.66%
となっています。
年間配当予想は1株10円。
100株なら年間配当は1,000円です。
100株の場合、
優待2,000円+配当1,000円=年間3,000円相当
となり、9月18日の株価で単純計算すると総合利回りは約**1.97%**です。
優待込みでも極端な高利回り株というわけではありません。
SRSの場合は、
「優待があるから買う」だけでなく、今後も業績を伸ばせるか
を見ることが重要になりそうです。(Yahoo!ファイナンス)
まろぴーが気になったのは「寿司」の拡大🍣
今回SRSを調べてみて、個人的に優待以上に気になったのが寿司業態の拡大です。
「にぎり長次郎」に加えて、
うまい鮨勘
回転すし北海道・すし弁慶
などがグループ入り。
さらに2026年8月には京樽の子会社化を発表しています。(SRSホールディングス)
「和食さとの会社」というイメージだけで見ると、今のSRSの姿を少し見誤るかもしれません。
和食+寿司+麺+定食
へとブランド網を広げながら成長を狙っている会社になっています。
まとめ:優待拡充だけで見るのはもったいない
SRSホールディングスを調べてみると、
「9月から100株で優待がもらえるようになった会社」
だけではありませんでした。
和食さとを中心に、にぎり長次郎、家族亭、得得、うまい鮨勘、回転すし北海道など、多数の外食ブランドを抱える企業グループ。
そして2026年はM&Aによるブランド拡大も続いています。
そこへ今回、
100株から年間2,000円
500株なら年間12,000円
1,000株なら年間26,000円
2,000株なら年間54,000円
という新しい株主優待制度が加わりました。(SRSホールディングス)
一方で株価は6月安値から大きく上昇し、PERも30倍台。
だからこそ、
「優待が増えたから買う」ではなく、「外食企業として今後どこまで成長できるか」までセットで見る。
そんな銘柄かなと思います🌸
9月優待銘柄を探している人にとっては、今年からかなりチェックしやすくなった1社です。
※本記事は特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株価・優待制度等は変更される可能性があります。投資判断はご自身でお願いいたします。



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