【3905】データセクションって何の会社?1,399億円の大型契約とNVIDIAとの関係を徹底解説

企業深掘

こんにちは、まろぴーです🌸

今回深掘りするのは、データセクション(3905)。

9月18日に発表された、

「5年間で1,399億23百万円の大型契約」

これを見て、

「1,399億円!?すごっ!」

となった人も多いはず。

でも、まろぴーはその前にひとつ気になりました。

……ところでデータセクションって、何してる会社なの?😂

名前だけ見るとデータ分析会社っぽい。

でも最近は、

「GPU」
「NVIDIA」
「AIデータセンター」
「TAIZA」

なんて言葉が次々に出てきます。

実はこの会社、ここ数年でかなり姿を変えています。

今回は大型契約だけを見るのではなく、

データセクションはどんな会社なのか?
なぜ突然1,399億円もの契約が出てきたのか?
そしてNVIDIAは何に関わっているのか?

ここから順番に見ていきます🌸


データセクションはもともと「データを集めて分析する会社」

データセクションは2000年設立。

現在の主な事業は、

AIデータセンター / AIクラウド
データサイエンス
マーケティングソリューション
システムインテグレーション

の4領域です。

ただ、最初から巨大なAIデータセンターを運営していた会社ではありません。

2008年にはWebクローリングサービス、2009年にはインターネット上のリスク監視サービス、2010年にはCGM分析のダッシュボードサービスを展開。

つまり原点は、

「大量のデータを集める → 分析する → 企業の意思決定に使う」

という会社です。

🌸まろぴーMEMO

昔からいきなりGPUをブンブン回していた会社ではありません😂

データ収集・分析
↓
AI活用
↓
AIインフラ

と、徐々にAIの“上流”から“土台側”へ進んできたイメージです。


実は今も「AIデータセンターだけ」の会社ではない

ここは結構重要。

現在もデータセクションには複数の事業があります。

① データサイエンス

企業が持っているデータを分析したり、データ基盤やBIツールを構築したり、AIアルゴリズムを開発したりする事業。

企業のDX支援やデータサイエンティスト育成なども手掛けています。

② マーケティングソリューション

面白いのが「FollowUP」。

店舗に設置したIoT機器などを利用して、

何人がお店の前を通った?
何人入店した?
店舗の状況はどうだった?

といったリアル店舗のデータを可視化します。

南米を中心に世界20カ国でリテールマーケティング支援も展開しています。

③ システムインテグレーション

自然言語処理、画像解析、スクレイピングなどの技術を使い、企業向けにシステムを開発。

決済サービスやSES、金融系受託開発などもグループで手掛けています。

そして現在、これらに加えて急速に巨大化しているのが……

④ AIインフラ事業

ここです。

まろぴーが今回いちばん掘りたいところ👀


2024年、データセクションが大きく方向転換

会社の沿革を見ると、転換点がかなり分かりやすいです。

2024年3月
新規事業としてAIデータセンター事業を開始

そして、

2025年3月
AIクラウドスタック「TAIZA」を正式ローンチ

しています。

さらに2025年9月にはAIインフラ事業のサービス提供が始まり、2026年3月期にはこの新事業が業績を大きく押し上げました。

つまり、

AIデータセンター参入から、まだ数年。

それなのに現在は会社自身がAIインフラ事業を**「戦略的コア事業」**と位置付けるまでになっています。

🌸 まろぴー「会社の中身、変わるの早くない……?😳」

そうなんです。

だから昔のデータセクションを知っている人と、今のデータセクションを見ている人では、会社に対する印象がかなり違うと思います。


そもそもAIデータセンターって何?

ここ、難しそうだけど意外とシンプルです。

ChatGPTのような生成AIを動かすには、とんでもない量の計算が必要。

そこで重要になるのが、

GPU。

特にAI向けGPUで圧倒的な存在感を持っているのがNVIDIAです。

ただし高性能GPUを買って机の上に置けばAIが動くわけではありません😂

大量のGPUを接続し、

電力
冷却設備
ネットワーク
サーバー
ソフトウェア
運用システム

などをまとめて用意する必要があります。

それを巨大な規模で提供するのがAIデータセンターです。

イメージとしては、

「AI時代の巨大な計算工場」

みたいなもの。


データセクションは何を売っているの?

ここが今回の大型契約を理解するポイント。

データセクションのAIインフラ事業では、

AIクラウドスタック「TAIZA」
GPUサーバーの供給
GPUaaS
AIデータセンター運営
AIデータセンターへの投資

などを展開しています。

GPUaaSとは、

GPU as a Service。

ものすごく簡単にすると、

🌸まろぴー
「高性能GPUいっぱい持ってるよ!」

AI企業
「全部買うのは大変だから、計算能力を使わせて!」

🌸まろぴー
「どうぞ!利用料いただきます!」

というビジネスです。

GPUそのものを売るだけではなく、

GPUの計算能力をサービスとして提供する。

これがポイントです。


そして「TAIZA」が重要になってくる

データセクションが開発しているAIクラウドスタックが、

TAIZA(タイザ)

です。

大規模GPU環境を効率的に運用し、複数のAIモデルを統合するための基盤として開発されています。

そして現在、会社サイトにはTAIZAが運用するGPUとして、

20,180 GPU

と表示されています。

2万GPU!?😳

ここまで来ると、昔の「データ分析会社」というイメージとはかなり違います。


さらにGPUaaSの“その先”も狙っている

データセクションが面白いのはここ。

会社は2026年に、

GPUaaS → TOKENaaS

という次の構想を打ち出しています。

GPUを貸すだけではなく、

AIが生成や推論に使う**「トークン」そのものをサービスとして提供する**方向です。

GPUaaSの場合、主な顧客はクラウド事業者や大規模AIモデル事業者。

一方で会社が構想するTOKENaaSでは、

企業、自治体、政府、教育機関、研究機関、さらに個人まで直接利用者にすることを想定しています。

つまりデータセクションが描いているのは、

GPUを大量に持つ会社

だけではない。

そのGPUを基盤に、

AIを使うためのインフラそのものを提供する会社

へ進もうとしているわけです。


そして9月18日、突然「1,399億円」が出てくる

ここまで分かると、今回のIRがかなり理解しやすくなります。

9月18日。

データセクションは、

米国に本社を置く「世界有数のAIインフラプラットフォーム提供企業」

との大型契約締結を発表しました。

内容は、

GPUクラスター+関連AIコンピュートサービスの提供。

契約金額は、

5年間累計 1,399億23百万円

サービス開始予定は2026年10月。

さらに顧客の意向による最大2年間の延長オプションも含まれています。

🌸まろぴー

「いっ……1,399億円!? 桁あってる!?😳」

あってます。


どれくらい大きい契約なの?

比較するとインパクトが見えてきます。

データセクションの2026年3月期は、

売上高 336.05億円
営業利益 35.44億円
純利益 28.01億円

でした。

今回の契約は5年間で約1,399億円。

単純に5年で割れば、

年間約280億円相当。

前期売上336億円と比較すると、

約83%に相当する規模

です。

もちろんこれは契約総額を5等分しただけ。

実際の売上計上時期、GPU調達費、設備投資、電力費、減価償却などを無視しているので、

「毎年280億円売上が増える!」

と考えるのは早いです。

ここは要注意⚠️

でも、

会社規模に対して非常に大きな契約である

ことは数字から分かります。


実は8月に“予告編”があった

そして今回の話。

完全に突然ではありません。

8月28日、データセクションはタイで進めるAIデータセンターについて、

米国の大手AIインフラストラクチャープラットフォーム事業者

とのMOU締結を発表しています。

協議していた規模は、

NVIDIA B200 最大5,000基

でした。

そして約3週間後の9月18日。

今度は、

米国の世界有数のAIインフラプラットフォーム提供企業

との1,399億円契約が発表されました。

ただし重要なのは、

8月のMOUの相手と今回の契約相手が同じ企業だとは、会社は明示していない

こと。

ここは勝手につなげないようにしたいところです。

それでも、

8月:最大5,000基についてMOU
↓
9月:1,399億円の大型契約

とAIインフラ事業が急速に具体化している流れは確認できます。


そして今回、NVIDIAがかなり気になる

今回のIRには、わざわざ

「本取引に対するNVIDIA社の支援について」

という項目があります。

会社の説明によるとNVIDIAは、

データセクションと今回の戦略的オフテイクパートナーとの関係構築を後押しし、その後の商取引関係を深めるための支援を継続したとされています。

これ、結構重要です。

単純に、

「NVIDIA製GPUを買いました!」

だけではない。

少なくとも今回の契約については、

NVIDIAが取引先との関係構築にも関与した

とデータセクション自身が説明しているからです。

🌸まろぴー

「NVIDIAさん、GPU売って終わりじゃなかった……!👀」


データセクションは「別の会社」に変わり始めている?

ここまで調べて、まろぴーが一番気になったのはこれ。

昔は、

データ収集
↓
データ分析
↓
マーケティング支援

を得意としていた会社。

それが今、

AIデータセンター
↓
大規模GPUクラスター
↓
GPUaaS
↓
TAIZA
↓
TOKENaaS

へと事業領域を広げています。

そして実際、2026年3月期にはAIインフラ事業のサービス開始などにより、売上高が336.05億円まで拡大し、営業利益35.44億円を計上しました。

これはもう、

「データ分析会社がAI関連事業も始めました」

という程度ではなさそうです。

会社自身もAIインフラを戦略的コア事業と位置付けています。


🌸まろぴーまとめ

今回調べてみると、1,399億円という数字だけ見ていたときとは、だいぶ景色が変わりました。

データセクションは、

データ分析会社
↓
AI・DX企業
↓
AIインフラ企業

へと急速に軸足を移しています。

そして今回の1,399億円契約は、そのAIインフラ戦略が実際の大型商取引につながった事例として見ることができます。

ただし……

ここでまろぴーの頭に次の疑問が浮かびます。

🌸 「1,399億円の契約は分かった。でも……いくら儲かるの?🤔」

そう。

売上と利益はまったく別物。

GPUは高い。

データセンターも高い。

電気代もかかる。

資金調達も必要。

となれば次に見るべきなのは、

「1,399億円契約でデータセクションの利益はいくら増える可能性があるのか?」

です。

🌸そして、1,399億円の大型契約へ

データセクションがどんな会社なのか分かってくると、2026年9月18日に発表された**「5年間で1,399億23百万円」**という大型契約の見え方も変わってきます。

「いったい何を1,399億円で提供するの?」
「契約相手は誰?」
「なぜNVIDIAが支援しているの?」
「8月に発表された5,000GPUとの関係は?」

🌸まろぴー
「1,399億円の数字だけじゃ、まだ分からないことだらけ……!👀」

第2弾では、この大型契約の中身をIRまで遡って詳しく調べました。

▶ 第2弾|データセクション「1,399億円」の大型契約を徹底分析!NVIDIAとの関係も解説
https://maropy-kabu.com/datasection-1399billion-contract/

さらに「1,399億円のうち、実際いくら利益が残るの?」まで気になる人は、第3弾でGPU投資やコスト、資金調達まで掘っています🌸

▶ 第3弾|1,399億円契約でいくら儲かる?GPU投資・コスト・利益構造を徹底分析
https://maropy-kabu.com/datasection-1399billion-profit/

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